2010.12.03 小春日和
先日 小春日和に誘われて大宰府の町を散歩してきました。
大宰府と言えば「天満宮」ですが、今回は大宰府政庁跡に隣接する「清水山観世音寺」を尋ねてみました。
746年、天智天皇が創建されましたが、平安時代に消失。
現在の建物は1688年、黒田藩と博多豪商が再建したものです。
見事な鬼瓦が四方二段に睨みを利かせています
瓦には一枚一枚銘が入り、当時の潤沢な設計コストが伺えます。
また、敷地内にある宝物殿には、多くの仏像(全て国宝か重要文化財)が展示されています。
5mを超える木彫の仏像群を間近で見る事ができ、圧巻です。
さて、天満宮に程近い「光明禅寺」は、お庭が美しい名所です。
畳の間に座し、覗き見る世界は大変美しく言葉が無くなってしまいます。
ただただ、静かな空間が広がります。
そして聞こえるのは、いろんなカメラのシャッター音。
にぎやかでした!