2020.11.07 休業日のお知らせ!
突然ですが、明日8日(日)は都合により、ショールームを休業させて頂きます
ご不便をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
尚、23日(月)勤労感謝の日は営業致します!
ご来店をお待ちしております
突然ですが、明日8日(日)は都合により、ショールームを休業させて頂きます
ご不便をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
尚、23日(月)勤労感謝の日は営業致します!
ご来店をお待ちしております
毎年5月に開催しております「薪作り体験会」ですが、今回は
新型コロナウイルス拡散防止のために延期とさせて頂きます。
開催時期は9月頃を予定しておりますが、緊急事態宣言の延長や
予期せぬ事態がある可能性もあり、2020年度は中止する可能性も
ございます。
ご了承の程、宜しくお願い致します。
また、参加をご希望されていました方々には、改めてお詫び申し上げます。
ファイヤーワールド福岡 五大㈱ 代表:野中
ノルウェーとデンマークでは、特に市街地でEVを良く見かけました。
こちらは、オスロの駐車場に備え付けられた給電スタンドで充電中のEVです
今年発売になった、テスラモータースのモデル S です。
モデル S は、5ドアハッチバックのセダンタイプながら7人乗りなのです
デザインも秀逸です
大型タッチパネルも装備しいて、まるで家電の様です
こちらも道路脇の給電スタンドで充電中の超小型EVです 後方のリーフも良く見かけました。
と、言うのもノルウェーでは、EVをとても優遇しています。
課税や高速道路の走行区分帯、市街地の乗り入れ等に大幅な優遇措置があります。
再生可能エネルギーで発電された電気を使うEV に、とても大きな意味があるのです。
良く見ると、手前から3台並んで駐車しているのが分かりますか?
こんなにコンパクトながら、デザインも手を抜いていないので日本でも売れるのでは!?
少なくとも私は欲しいです(笑)。
さて、高速道路の様子ですが、制限速度が110km/hなのが分かりますね
当然ながら欧州車、特にドイツ車が多く走行しています。
更に特徴的だったのは、トレーラーを牽引する乗用車が多いこと
日本で言う、軽トラを所有している感じでしょうか? 気軽に牽引していました
とにかく普通自動車で引っ張ります!
こんな大型のキャンピングトレーラーは、夏のバカンスシーズンに良く見かけます
さて、コペンハーゲン市内でタクシーに乗ってみました。
初乗りは55dkrで¥1,000位。
メルセデスE300の最新モデルですが、BLUETEC HYBRIDで日本未導入モデルです。
先代のE300CDI に比べ動力性能で見劣りすることはありませんでした。
軽油1L当たりの実際の走行距離は16~17kmで、こちらもCo2の削減が先代のE300CDI に比べて
-35%とのこと。 大変良くできています
そして燃料費ですが、街で見かけたガソリンスタンドの表示によると・・・、
ガソリン92オクタン(レギュラー)1L ¥250
ガソリン95オクタン(ハイオク)1L ¥250でほぼ同じ。
軽油は1L ¥216 なり!
それぞれ、日本の1.3~1.5倍の価格ですね 高ッ!
それでも好きな物は好き! 車好きは世界中に居ます
非常にキレイなコンディションのトライアンフTR6です
普通に乗って、普通に路駐しているところが格好良いです
内陸部の田舎道では、オースチンミニのピックアップも普通に走っていました
さて我々は今、正にエネルギーを中心とした時代の変革の中に居ます
化石燃料は、大気を汚染しながら枯渇の一途を歩んでいます。
その様な中で今後、益々バイオマスエネルギーを含む再生可能エネルギーは見直されて行くでしょう
そして薪を燃料とする薪ストーブのマーケットも拡大して行くと思われます。
そのためファイヤーワールド福岡では、全てのユーザー様が安心して薪ストーブライフを送れる様、正確な
情報とサービスを提供していきます。
どうぞご期待下さい
福岡県福岡市博多区博多駅前の深夜のホテル日航福岡で、絵画の設営工事を行いました!
えッ薪ストーブと関係無いって!?
そうなんです、でもたまにはこんなこともしています
展示するのは、最大畳4帖分の広さがある巨大な日本画です
そのために私が設計した、これまた巨大な組み立て式の衝立です!
衝立だけでも重量が200kgを超えますので(NEW アンコール位)、安定感は抜群です!
舞台裏の様子です
ワイヤーでしっかり固定します。 これで盗難(!?)の心配もありません
ロビー入り口正面に展示されるのは、満開の桜の絵です
そして、その裏面にはとても落ち着いた趣の、断崖にひっそりと咲く山桜の絵です
この他にも多数展示しました。
日本画家の笠青峰先生です。
なんと笠先生、ヨツール社 F400のオーナーでもあります
様々な桜をテーマにした日本画展「櫻交響曲」は、本日21日(金)より4月6日(日)までホテル日航福岡で
展示されています。
是非皆様お誘い併せの上、私が設計した衝立を(モトイ)キャンバスの中に咲く桜をご覧に足をお運び下さい!
福岡市東区の箱崎宮で行われている「放生会」(ほうじょうや)に行ってきました。
(たまには薪ストーブから離れて)
命を尊び、海の幸山の幸に感謝する祭りです。
参道には出店が立ち並び、日本のどこででも見られる祭りの風景です
雨が降ったり止んだりですが、かなりの人出です。
期間中100万人が訪れるとの事。
こちらは名物「生姜売り」。
その昔、箱崎の農家が栽培していた新生姜を参道で売り出したものが始まりで、今では名物となっています。
知っているものから知らないものまで、新旧のキャラクターが勢ぞろい!
見ているだけで童心に返りますね
参道を進むと、921年に創建された本殿が見えてきました。
神門に「敵国降伏」と過激な言葉の扁額がかかげられていますが、1274年の元寇の際蒙古軍を撃退した
とされる神風は、当社の神徳であると言われている事に起源します。
本殿に御参りすると、厳かな佇まいが支配しています
参道の賑やかさとのギャップが大きく「場」の持つ力を感じます。
博多三大祭りの「博多祇園山笠」との関係も深く、祭りと神の関係が伺えます。
帰りは小腹が空いたのでたこ焼で腹ごしらえ
さて博多三大祭り残りの一つは、もちろん「博多どんたく」
そうです博多の町と人は、年中祭りで忙しいのです。
デンマークレポートの最終回は、ちょっと変わった視点で見た番外編で締めくくりたいと思います
やっと最後です(笑)
今回は、往復共にルフトハンザ航空での空の旅となりました。
機体は最新鋭のエアバスA380、最大840席の2階建て構造です
もちろんエコノミーですが、シートはRECARO製でまずまずの座り心地
液晶はタッチパネルになっており、映像プログラムも充実のラインナップ!
座席ボタンもかなりシンプルにまとめられていますが、座席数が多いので一機あたりの信号配線の総長さは
500㎞を越えているそうです
そんなA380はB747(ジャンボ)が退役した今、世界最大の旅客機です。 (撮影:フランクフルト空港)
さて、こちらはコペンハーゲンのとある画廊です。
アーティストが描いたミッキーの画が観えますねえ よく見ると・・・、NGなミッキーでした
行ってきました世界三大がっかり名所の一つ、アンデルセン童話の人魚姫の像です。
観光客に抱き付かれて、何だか悲しげな表情です
しかし、実はかなりの人気者で、周囲はモノスゴイ混み具合です
更に、中国の要人にも人気でした。
翌日、デンマークを訪問中の胡錦濤国家主席も訪れていました
街を歩いていると分かり易いサインに遭遇 ゴミのポイ捨てをさせない工夫です
さりげなく停めている自転車も絵になります。
港町コペンハーゲンには、カモメが優雅に舞っています。
後ろの大型船は、ノルウェーのオスロまでを結ぶ客船です。
こちらはオーデンセの朝市の様子です。
サマータイムでも朝は早い!
「ちょっとあなた、このレモンおまけしてよ!」 なんて言っていません
「はい25クローネ」、「まいど!」
外は明るいのですが、これでも夜の10時を回っています。
カフェラテが28クローネ(約¥500)です。
夜の11時頃。
ショーウィンドーから半地下のバーを覗き見る。
照明は極端に少なく、街も店内も暗いのです。
1/15 F3.5 手持ちのギリギリです。
個人エネルギーをカフェで発見! 男性の口からエクトプラズムが放出され女性を虜に・・・、
もちろん違います、ご安心下さい。
夜の11時過ぎ、ようやく日没を迎えます。 モース島までを結ぶ橋には元々照明がありません
過剰なサービスや公共投資(特に土木)は行っていないのですね。
高速道路や橋梁に照明が無いなんて日本では考えられないのですが・・。
サマータイムや風力発電、薪ボイラー、薪ストーブ、バイオメタンガス発電等々、自然の仕組みを大変上手く
活用してエネルギーの供給を行っていました。
国の人口が僅かに550万人! 日本の20分の一です。
エネルギー転換期の日本が抱える問題の解決方法が幾つもあります。
「足るを知るヒトの国 デンマーク」 世界一幸福な福祉国家は、自然エネルギー先進国でもありました
今回は一般のご家庭にお邪魔しました
morso社の社員さんのお宅です 言って置きますが、郊外のごく普通のお宅です。
広い広い敷地に母屋が建っています。
中庭で振り返ると、大きな大きな納屋が建っています。
そして、納屋から馬に乗った子様達がお出迎え
近所の子供達も集まって、敷地内の馬場で乗馬の練習をしていたのです!
なんと!蹄の手入れも自分達で行います!!
だから馬術も中途半端なものではありません! 障害競技の見事なジャンプです
子供達の先生役は、年長のお姉さんです。
そんな彼女も、週末には馬術大会に参加のため遠征をするそうです。 頑張れ
そして、いよいよお宅にお邪魔しましす。
白い壁とナチュラルな床が素敵な内装ですね
ことらも白が基調の素敵なキッチンです。
こちらはダイニングです。
お気付きかも知れませんが、照明は全てルイスポールセンのランプです(キッチンも)。
50年以上前の代表的なデンマークデザインです。
やはり良いものは古さを感じさせませんね
そして薪ストーブ!
こちらの7648CBは日本でも手に入るモデルですよ。
光をたくさん取り入れるために、窓は高く床から天井付近まであります。
更に、カーテンやブラインドは無いのが当たり前なのです。
本当に住んでいらっしゃるのでしょうか? 素敵すぎます!
こちらの書斎にもルイスポールセンのサテライトペンダントがチョイスされています。
さて、窓は大きくとっていますが壁の厚みは30㎝もあり、50㎜の断熱材を挟んだ二重レンガ構造です。
日本の住宅とは比較にならない、断熱と蓄熱の効果が期待できます
こちらは、納屋の二階にあるレクレーションルームです。
長い長い冬の間の子供達の安全な遊び場です。
広さは50畳位で、奥には別の部屋が広がっています
そして、この部屋を暖めるのは3610CBです。
一階の馬小屋のストーブより伸びる断熱二重煙突に連結されています。
テラスの先、遠くお隣まで広がる牧草地も敷地との事、羨まし過ぎる。
以上、郊外のごく普通のお宅訪問でした
モース島にあるmorso社を訪問しました。
モース島は、滞在したホテルの目の前
美しいデザインのラーメン橋を渡ればmorso社まで車で10分程の距離です。
morso社は1853年に創業した、大変歴史ある鋳鉄製薪ストーブメーカーです。
デンマーク王室御用達の称号(他ではロイヤル・コペンハーゲンやレゴが有名)を得ており、確固たる信頼と
実質的シェアを有しています。
そんな私達の到着を出迎えてくれたのは、それぞれの国旗と・・・、
morso社 ハンセン社長です
更に、玄関奥のショールームでは炎がお出迎え!
この日の外気温はなんと15℃ 間もなく夏至が訪れると言うのに!
ショールーム奥の事務所でも、ビルトインタイプの5660CBが燃えています。
ハンセン社長による熱の込もったプレゼンテーションの後、工場の見学です。
しかし社員の多くは、1ヶ月のバカンスシーズンに入っており、組み立てラインは極僅かしか稼動していません。
完成ラインには沢山の在庫があります
写真の6148は日本未発売モデルです。
3440CBが完成を待ちます
そして、一通りの見学を終えた私達に用意されていたメニューは、なんとストーブの組み立てでした
実際にラインへ入り、本体にガスケットを取り付け、ボルトを締め、組み立てていきます。
刺青も凛々しいアランに手解きを受け、40分で約50%の組み立てが進みました
簡単で組み立て易い構造は、メンテナンスの容易性につながります。
そして次に案内されたのは、morso社の中枢であるデザイン室です。
個人的には最も興味があるエリアです チーフデザイナーが出迎えてくれました。
デザイン室には5名のデザイナーが在籍しています。
ここで言うデザイナーとは、金属加工や燃焼工学に長け、もちろんデザインセンスがある設計士のことです
先に訪問したSCAN社とは対照的で、マーケットリサーチから新商品の設計までこのデザイン室が行います。
設計(デザイン)には3D CADを使用していました。
ソリッドワークスのようなソフトで、CPファクトリー(仮想工場)を備えているのが特徴です
好きな部位でカットでき、画面上で分解と組み立てができます。
チーフデザイナーより、morso社の詳しいデザインコンセプトを説明していただきました。
なんとなく スティーブ・ジョブス氏似
丁寧なプレゼンは続きます。
私達ディーラーに何をどんな風に伝えると、日本のエンドユーザーまで届くかを知っている方です。
そして彼が、「タイムレスデザインこそが良い商品だ」と言っていたのが印象的でした。
商品がユーザーフレンドリーであれば、破損や焼損した場合でも必要な部品のみ交換でき永く使うことが
できます。
タイムレスデザインとはその様なことで、簡単な構造で容易なメンテナンス性、流行に左右されない飽きの
来ないユーザー目線のプロダクトを設計(デザイン)することです。
デザイン室の隣には燃焼実験室があります。
燃焼室に不活性ガス等を注入し、燃焼データを抽出しています。
そして更に奥の部屋には、安全離隔距離を計測する測定室があります。
移動式の黒い壁は、悪い条件下で赤外線の影響(壁の熱線吸収)がデータに出るようにです。
あえて厳しい条件で試験を行っているのですね
さて、日本未発売モデルも数多くありました
なかでも、個人的に大変興味があるモデルがこちらの5448シリーズです。
鋳物の特性を知り尽くしたデザインが素敵です
午後、ハンセン社長はパフォーマンスを始めました
新商品 morso LIVING シリーズのアウトドア用ピザ釜 "FORNO" の紹介です。
ユーモラスな形が親近感を生みます。
なんだか ハクション大魔王 の住みか「魔法の壷」にも見えてきました
しかしながら、直径750㎜ 重さ110㎏ の堂々としたものです。
熱せられた鋳鉄からの遠赤外線効果でオーブン料理を楽しめます!
ハンセン社長に予め用意しておいた質問にお答え頂きました。
かなり突っ込んだ内容でしたが、どれも期待以上の回答を頂きました。
例えばブランド戦略における優位性や、自社製品に対するステークホルダー、インナーブランディングの方法等
大変興味深いお話を聞くことができました
最後になりますが、ハンセン社長を始め関係者の方々には、今回の工場訪問が大変実りのあるものと
なりました事に感謝申し上げます。 ありがとうございました