2013.02.22 シースルーな化粧板
佐賀県佐賀市の既設住宅で全工事を行いました。
寒いながらも晴天に恵まれました 日ごろのナンとやらです
全工事の場合、先ずは瓦の解体からスタートです。
大工工事にて屋根を開口し、カットした垂木の補強を行います
弊社で言う防火区画とは、煙突を小屋裏に露出しない(断熱二重煙突とは言え)ことが条件となっています。
図面に従い煙突の位置とレベルを固定します。
インナーフラッシングを取り付け・・、
その上に鉛フラッシングを取り付けます。 二重の止水対策ですね
しかし、煙突が棟に近く取り付けが大変そう
しかしそこはプロの仕事! しっかり納めて確実な雨仕舞いができました
さて煙突は二階の床まで下りてきました
何やら複雑な煙突の取り回しですね。
実は、二階の床にある梁と屋根の棟を同時にかわすべく、床の中で煙突をオフセットしているのです
そのため防火区画も複雑な形状をしています。
そして、ここで一階の天井に取り付ける「シースルー化粧板」が登場です!
開口率を50%とし、薪ストーブの真上より暖気を二階の寝室に上げるのが目的です。
吹き抜けが無い場合の全館暖房に有効ですね
効果はてき面で、一階と二階で会話ができる程です(笑)。
尚「シースルー化粧板」は、ファイヤーワールド福岡のオリジナル商品です
陽も傾いてきた頃、いよいよストーブ本体の搬入です。
画して、その日の内に火入れ式を行う事ができました
薪ストーブはご存知 デンマーク製 スキャン社 CI-10GLCB です。
対流式では大型のモデルで、二階を含めた全館暖房(参考床面積:140㎡)を可能にしています。