2015.02.22 炎の学習
福岡県行橋市で、薪ストーブの一期工事を行いました!
工事当日の朝、屋根には前夜に降った雪がうっすらと積っています と、言うか凍ってる!
遠くには、冠雪した平尾台の山々が見えます!
朝から良く晴れ、北風が遠慮なく吹き抜ける屋根の上は、体感温度0℃
とは言え、豪雪地でもなく、屋根も緩勾配で安全、高い屋根の上は見晴らしが良く爽快!
その様な恵まれた環境の中で、角トップ煙突の取り付けです。
先ずは、資材の荷揚げです。
日が昇り、屋根の雪も融けてより安全な環境になりました!
完璧な防火仕様の煙突囲(建築工事)に、様々な下地金具を取り付けて行きます
煙突の設置レベルを決め、テックスビスを使いブラケットと煙突を完全に固定します。
数本の煙突を予めジョイントして、長さ2.7mの一本にしたものを角トップの上に登り、上部より差込ます
この時ばかりは、3m位の身長が欲しいものです
雨仕舞いフラッシングの取り付けです。
もちろん裏面には結露防止材を貼っています
見えなくなる所こそ、しっかりと造り込みを致します
最後に天板を取り付けて、外部の雨仕舞いが完了です!
屋根に良くマッチングした角トップ煙突ができあがりました!
実はこの現場、超大型の木造建築で、用途は保育園です
「ナチュラルな環境の中で炎がある生活を体験させたい」と、言う園長先生の御考えのもと、薪ストーブの
導入が決まりました。
私も、幼少時に直火がある生活を経験しておく事はとても大事だと思います。
火の取り扱いや便利さ・恐ろしさを教えることは、人が生き抜くための根源的な教育だとも言えます。
しかし、そんなことよりも園児達は、サンタさんの煙突がある園に通えることを楽しみにしているそうです
可愛いですね!