薪ストーブのシーズンも終わり、ユーザーの皆様はメンテナンスや薪作りに励んでいるのでは
薪作りの参考に、ファイヤーワールドグループで製造している「20㎝薪」をご紹介します。
20㎝で玉切したものを5~6㎝の太さまで割り込んでいます。
「20㎝薪」のメリットは沢山あり、早く乾く、女性でも簡単に作れる、持ち運びが楽、炉内に沢山入る・・等々。
早速CI-8GLに沢山詰めてみました。
約10㎏の薪に空気(酸素)がまんべんなく行き渡ります。
着火は、もちろん「上から着火」です
「上から着火」のメリットは沢山あり、先ず煙道が暖まるのですぐにドラフトが発生する、煙の逆流が無い、
最初から沢山の薪を入れられるので途中で薪を追加する必要が無い・・等々。
良い事尽くめです
扉を僅かに開けて火の廻りを待ちます。
全体に火が廻りトップの温度が200℃に達したら、扉を閉め通常運転(ドアハンドルを取り外します)に入ります。
ここまでの所要時間、着火から僅か15分程です。
「20㎝薪」の最大のメリットは立ち上がりの早さかも知れません。
更に燃焼が安定したら、空気レバーを絞って二次燃焼に入ります。
こんなに細い薪では燃え尽きるのが早いのでは・・と、思われるユーザーも多いと思います。
心配は無用
欧米のエアータイト型(気密型)薪ストーブは、「空気レバーを絞る」事で酸素の供給量を制限できます。
どんなに燃えやすい(引火しやすい)燃料があっても、酸素がないと燃焼出来ません。
「20㎝薪」はその表面が、まんべんなく空気に触れているので効率よく燃焼し、むしろ燃費の向上が図れます。
着火より3時間以上が経ち、徐々に熾き燃焼に移り変わってきました。
空気レバーの位置は、全閉より僅かに開(10%位)です。
このまま3時間位は安定して燃焼してくれます
「空気レバーを絞れない」、「上から着火が出来ない」、「煙が逆流する」等々???の場合は、お近くの
ファイヤーワールドグループにご相談ください!!
熊本県南小国町のさわやかな春の高原で、薪作り体験会を行いました。
自然エネルギーの有効活用法を、薪作りの面から体験して頂くイベントです。
弊社にて薪ストーブの設置をさせて頂いたオーナー様達20組、70名を超える賑やかなイベントになりました
早速、伐採の現場まで歩いて移動です。
5分程の道のりに筍や春の草花を見つける事ができ、目を楽しませてくれます
先ずは、プロによるクヌギの伐採です
視線は倒れる先を向いています。
ためらうこと無く、一気に歯を入れるのがポイントです!
倒した原木を運搬できる長さにカットします。
倒れた木には応力が掛かっているので、歯を挟まれない様に考えながらの作業です。
それにしても皆さん、慣れた方が多くて作業がスムースです
重機を使って効率良く搬出!
弊社オリジナルの玉切用ウマ登場!
安全に効率よく玉切作業を行うことが出来ます
オーダーで製作します、サイズや価格等お問い合わせください。
良い道具を使うと安全に効率よく作業が進み、体力の消耗も抑えられます。
こちらの女性、力が抜け実に楽にチェーンソー(ハスクバーナ346XP)を操っています(エンジンは全開ですが)。
薪割り機の操作をレクチャーしています。
薪作りの頼もしいパートナー達を販売しました
お昼はお待ちかねのバーベキュー!
15㎏の肥後牛と5㎏鶏が皆さんの胃袋に納まりました
燃料には「岩手切炭」を使用。
寒い土地でゆっくり育ったナラが原料の炭は、火力があり火持ちも良いのが特徴です。
合鴨農法で栽培したお米を使い、ご参加の皆様でおむすびをにぎって頂ました。
青空の下で大地の恵みを頂く、これ以上のご馳走があるでしょうか?!
午後からも作業を行い予定の15時に終了、約5tonの薪の山ができました
皆さんで手分けして車に積み込みです!
各車、その積載能力限界近くまで薪を積みましたが、中に積載にあまり向かない車も・・
でも間違いなく言えるのは、世界最速の「薪を運ぶ車」です
さて、最後になりましたが、今回のイベント「薪作り体験会」は、2月頃より企画・準備をしていました。
そして3月11日の東日本大震災。
ファイヤーワールドグループは東北にもショールームがあり他人事ではありません。
日本中がイベントを自粛するムードの中、「薪作り体験会」を実行するべきか考えました。
結論から言いますと、開催して良かったと思います。
理由は、火を使う生活の重要性・将来性 を参加して頂いたユーザー様の笑顔を通して再認識することが
出来たからです。
次の冬のために、皆で力を合わせ、体を動かし、お腹一杯食べて、笑う!
薪作りってこんなに楽しい事なんです!!
暖房をは薪ストーブのみ!と、言うユーザー様が大変多く、家庭単位で確実に化石燃料や電気の使用量が
減っています。
そんな環境に危機意識を持っている方達「九州薪ストーブユーザーの会」の善意で、僅かではありますが
義援金が集まりました。
弊社が責任を持って日本赤十字社にお届けし、被災地復興のために役立てて頂きます。
今回のイベントには、小さなお子様達にも多数参加して頂きました。
子供達の記憶の中に「楽しかった出来事」として留めてもらえたら嬉しいですね。
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