佐賀県伊万里市 K邸 で二期工事(薪ストーブの搬入・煙突の接続)を行いました。
現場は、桃川(もものかわ)と言うおとぎ話に出てきそうな町名です。
その名の通り、周囲には豊かな自然の里山が広がっています。
前日忙しい最中、棟梁が組んでくれた3段の足場を解体しながら煙突を下ろしてきます。
ありがとうございました
ラダーフレームを使って薪ストーブの搬入です。
オフロードや段差も乗り越えていきます
薪ストーブは SCAN社 CI-10GLCB は、二重構造の対流式構造です。
大型ストーブでありながら場所を取らないフラットな設計で、玄関奥の土間に最適フィットしました
佐賀県産の木材がふんだんに使用された室内、ミゴトです!
土間から広がる吹き抜けに伸びる断熱二重煙突が、薪ストーブの存在をアピールしています。
「自然素材でつくる家づくり」の みね建築工房 では、こちらの現場で住宅完成見学会を開催いたします。
2月5~6日の二日間、ぜひ足を運んでみては
豊かな里山にたたずむ優しい空間が迎えてくれます。
詳細は みね建築工房 まで。
ファイヤーワールド東京 ㈱永和 に行って参りました。
北は岩手県より、南は福岡県(弊社)までグループ各店が勢揃いです。
懐かしい面々(と、言っても昨年秋に会いましたが)と、しばし情報交換
東京ショールームでは、6台の薪ストーブを同時に燃焼体験する事ができます
都内近郊では、写真の様なフリースタンディングタイプや蓄熱性が高いソープストーンモデルの人気が高いとか。
左より JOTUL社:F373 と SCAN社:CI-8GL CB ソープストーンモデルです。
*熾き火から出る強い赤外線がカメラのCCDに作用して、実際よりも「熾き火の色」だけが紫色になっています。
これは熾き燃焼の際、波長が長い遠赤外線が出ている証拠です。
さて、夕刻より懇親会が行われる浅草ビューホテルまでの道すがら、なにやら空を見上げる人だかり
巨大な建設現場の様ですが・・。
その視線の先にあるのは、ご存知「東京スカイツリー」です!
この日の高さは599mに到達していました
この瞬間、右側で資材を吊り上げている展望台タワークレーンのオペレーターさんは、26歳の女性との事です。
(ある情報筋による)
浅草ビューホテル26階ひばりの間よりスカイツリーを望みます。
ここは地上約100mの高さなので、スカイツリーの6分の1のあたりです。
手前左には浅草寺の本堂、右には五重塔を見る事ができます。
以下、気持ちが赴くままに撮った風景のスナップです。
浅草ビューホテル3Fのディスプレー
夜の浅草寺五重塔
夜の浅草雷門
数寄屋橋交差点
銀座4丁目
国道1号線
銀座のウィンドウディスプレー
最後まで見て頂き有り難うございます。
今後共、ぶれないピント・ぶれない施工をスローガンに頑張って行きます!
福岡県糟屋郡で進む古民家の再生現場で、一期工事(煙突貫通工事)を行ってきました。
先ずは位置出しです。
レーザーを使って鉛直に墨を上げます。
屋根裏に墨が上がると、その周辺の瓦を解体します。
瓦を剥ぐにはちょっとした要領がいります
煙突貫通部の穴明けは、大工さんにお願いです。
更に、切った垂木は開口補強をしてもらいます。
専用の金具を使い、煙突の固定です。
鉛直を確認後、完全固定です。
この日の空は曇天、チラチラと小雪が舞います(寒い)。
雨仕舞の丸トップを取り付け、瓦を復旧します。
鉛のフラッシングは、瓦の形状に良く馴染む優れものです
内装の仕上げを待って、二期工事(薪ストーブの搬入)です
納屋には薪の山が・・・、圧巻です。
長崎県 K邸 で全工事(煙突と薪ストーブを一度に取り付ける)を行いました。
先ずは煙突工事、この日はお天気に恵まれました
煙突を保持するサポート金具を、躯体にしっかりと固定します。
煙突の鉛直を正確に出し、更にチムニーフラッシングを納める下地金具を固定していきます。
チムニーフラッシング、ストームカーラー、丸トップを取り付けると雨仕舞が完了です
煙突の形状には、丸トップ・角トップ以外にこの様な煙突囲いにチムニーフラッシングを組み合わせる
納まりもあります。
煙突の強度を保ったまま、屋根飛び出し部の長さを稼ぐ場合に有効です。
後日、取り扱い説明&火入れ式に伺いました。
そしていよいよ、火入れです(もちろん上から着火です)。
私にとっては「ドラフトは十分か」緊張の一瞬ですが、ご主人はご満悦のご様子
薪ストーブは ダッチウエスト FA248 エンライト ミディアム です。
ご主人が、機関車の様に力強いデザインにほれ込みました。
無事に火が入りました
エンライト君、これから穏やかにご家族を暖めていってください。
暖流が流れ込み穏やかな気候の長崎ですが、冬は暖房が必要です。
室内に音や臭いを出さず、温風で室内のホコリを巻上げることも無い薪ストーブ。
石油や電気のみに依存することなく、薪エネルギーは自ら作り出す事が出来ます。
手間は掛かりますが、「暖房の質」に気付いた時、薪ストーブこそがそれに応えてくれるはずです。
今回の現場は、大正11年に竣工した建築です。
90年が経過した建築は代々の主人に手を加えられ、その時代に合った性能に生まれ代わっていきます。
屋根と柱以外は全てを取替える大掛かりなリフォームです。
断熱材が入った新しい天井が出来ると、そこには大空間のリビングが広がります。
黒く燻された見事な梁が建築の歴史を物語ります。
そして、この大きな空間を暖めるのは最新鋭の薪ストーブです
この先、何十年もこの家の主暖房として頑張ってくれることでしょう。
納屋には、ご主人が来年の薪を張り切って積んでらっしゃいます。
しかし、中には大割りの物もあり現代の薪ストーブには不向きです。
7~8㎝位(腕の太さ)まで割り込むと良く乾き、表面積が増えるため少ない酸素で良く燃えます。
断熱二重煙突がドラフト(上昇気流)を起こすため、薪ストーブの空気レバーは絞って運転する事が出来ます。
その少ない酸素で効率良く薪を燃焼させるには、7~8㎝まで割り込んだ薪が最適なのです。
ご主人、太めの薪をピックアップしもう一度薪割り台に運んでいました。
偉いッ