福岡県飯塚市の既設住宅で薪ストーブ工事を行いました!
今回の現場は、築40年経った住宅を、間取りや設備を今の時代に合ったプランに
改装する工事を行っています!
そのために一度、屋根・壁・床の全てを解体します(もちろん工務店さん)
残ったのは、柱と梁のみ!
さて、薪ストーブ屋の作業はここからです。
ある暑い夏の日、新しい屋根ができたタイミングで、板金屋さんとの相番作業により
煙突を取り付けます
柱や梁は、古材を生かし、新材を追加して強度を確保しています
新しい火打ちは、防火区画内に露出するため、鋼製火打ちになっています。
そして秋になり、いよいよ薪ストーブ本体の取り付けです!
道路から階段を2m近く上がるので、今回も分解しています
ハンドルの形状が特徴的なこの薪ストーブは・・・、
ノルウェー製 ヨツール社 F305 LLです。
先日、長崎の現場に納めたF105の兄貴分ですね
デザインはそのままに、大型化されたモデルです。
玄関を入った続きの土間に設置しました。
ちなみにこちらの住宅、エアコンは無いそうです
もともとは天井内に隠れていた梁ですが、荒く仕上げた風合いが、吹き抜けの
良いアクセントになっています
そして初冬、火入れ&取り扱い説明を致しました!
初めての火入れの瞬間は親子で
後日、お電話でお聞きしたのですが、薪ストーブを通して家族のつながりが
より深くなったそうです。
息子さんは、自分の役割を見出した様で、率先して着火を行い火の調子を見て
くれるそうです!
導入を決めた当時は、週末だけの使用かなと考えていたそうですが、子供達が
学校から帰ると、直ぐに薪ストーブに火を入れてくれるとのこと。
頼もしいですね
南側に大きく開いた窓と薪ストーブで、冬はとても暖かいことでしょう
クリスマスに間に合いました!
サンタさんもきっと来るよ