今回の現場は、大正11年に竣工した建築です。
90年が経過した建築は代々の主人に手を加えられ、その時代に合った性能に生まれ代わっていきます。
屋根と柱以外は全てを取替える大掛かりなリフォームです。
断熱材が入った新しい天井が出来ると、そこには大空間のリビングが広がります。
黒く燻された見事な梁が建築の歴史を物語ります。
そして、この大きな空間を暖めるのは最新鋭の薪ストーブです
この先、何十年もこの家の主暖房として頑張ってくれることでしょう。
納屋には、ご主人が来年の薪を張り切って積んでらっしゃいます。
しかし、中には大割りの物もあり現代の薪ストーブには不向きです。
7~8㎝位(腕の太さ)まで割り込むと良く乾き、表面積が増えるため少ない酸素で良く燃えます。
断熱二重煙突がドラフト(上昇気流)を起こすため、薪ストーブの空気レバーは絞って運転する事が出来ます。
その少ない酸素で効率良く薪を燃焼させるには、7~8㎝まで割り込んだ薪が最適なのです。
ご主人、太めの薪をピックアップしもう一度薪割り台に運んでいました。
偉いッ![]()
工場検査後、塗装仕上げを行い完成した煙突フードを由布市湯布院の現場へ設置しました。
「東の軽井沢、西の湯布院」と言われ、女性に大変人気が高い温泉地です。
路肩に雪が残る大分自動車道を(慎重に)飛ばすこと1時間半で現場に到着。
さて、本体はロッド(ワイヤーはホコリが付き易いのでNG)を使い梁から吊り下ろしています。
高さや吊り下げ位置をターンバックルで微調整が出来るように設計しています。
そのターンバックルやフック、小さな部品ですが目立たない様に特注で製作しました。
一般的なターンバックルやアイボルトでは無骨で繊細さに欠けます。
この現場の設計品質に到達していないと言う考えからです。
8インチの断熱二重煙突は、立派な梁に負けない存在感があります![]()
今回、制作・設置した製品は、開放型暖炉を覆う天井まで6mの煙突フードと煙突システムです。
現場はまだまだ内装仕上げの真っ最中ですが、来春レストランとしてオープン致します。
あらためてご案内いたしますので是非、湯布院にお越しの際はお立ち寄りください。
<今朝の由布岳>
湯布院の現場が本年最後となりました。
この場をお借りして、2010年の工事全てが無事に完了しました事を心より感謝申し上げます。
尚、ショールームは年内31日まで営業いたしております。
年明けは9日(日)よりの営業となります。
ご不便をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。
福岡県柳川市 T邸 の工事の様子をご紹介します。
RC造の住宅に全工事(煙突・薪ストーブを一度に取り付け)を行いました。
先ずは、数日前に現場の下見です。
煙突の設置位置や足場の仮設位置、資材の搬入経路などを確認します。
建築の庇部分が、煙突のために切り欠いてます。
煙突貫通用の穴をRC壁に一気に開けます。 大型のホールソーは最近大活躍です![]()
RC構造壁なので、穴を開ける位置は厳密に決められています。
アンカーボルトを使い、壁にベースとなるブラケットを固定していきます。
一度に壁からの距離や鉛直・水平など、ベースを決めるには三次元の感覚が必要です。
ベースが決まると、工事はどんどん進みます
防鳥網付き丸トップを取り付けて、外部の煙突工事は完了です。
さてお昼時、現場の隣になんと うなぎ屋さん があるではないですか
聞けば、出前がメインだが外のテーブルでお食事もOKとのこと。
さすが 「うなぎ」 が名物の柳川市です。
青空の下、うなどん を美味しくいただきました
煙突工事に興味深々のうなぎ屋さんのご主人、肝吸いをサービスで付けて下さいました
ゴチソウサマ
午後からは室内の煙突工事を行い、リビングには薪ストーブが納まりました。
薪ストーブは SCAN社 CI-10GL です。
大型のモダンデザイン薪ストーブで、使いやすさが人気のポイントです。
後日、取り扱い説明と火入れを行います。
明日はクリスマスイブ! ローストチキンがお家でできたらいいな!!
と、言う発想で、ダッチオーブンを使ったストーブクッキングのご紹介です
10インチのダッチオーブンにセロリを敷き詰めます。
風味付けと、鳥の焦げ付き防止ですね。
2㎏の丸鳥(中型)を用意しました。
10インチにぴったりサイズで、5~6人分になります。
この時期は予約が無くても、お肉屋さんの店頭に並んでいます。
多目のハーブソルトで下味を付け、ニンジンや玉ネギをお好みで入れて下さい。
但し、おなかの中にニンニクを入れるのを忘れずに
ストーブをオーブンとして使うので、熾き(炭)の量で炉内温度を300℃前後に調整します。
炉内温度は、ストーブ表面温度の約2倍です。
つまり、ストーブ表面温度が150℃位でOKです。
クッキングスタンドの上にダッチオーブンをセットします。
薪ストーブは、SCAN社 CI-8GL です。
ここで大事な事は、ダッチオーブンのフタの上に熾き(炭)を置くこと。
フタからの加熱が中のお肉をコンガリ焦がします。
(アウトドアでの場合も同じです)
扉を閉めて、待つこと60分!
パリッとカリッと焦げ目が付いたローストチキンの出来上がり![]()
明日から、クリスマス寒波がやって来るそうです。
薪エネルギーの恩恵を受けて、ご家族で暖かくお過ごし下さい。
明日は冬至です。
二十四節気の冬至は太陽の力が最も弱まる日、この後 小寒 大寒 と寒さが厳しくなっていきます。
そんな寒い時こそ、薪ストーブで お家篭り がますます嬉しい季節です。
また、冬至と言えば、ゆず湯に入って、かぼちゃを食べて無病息災祈願!
今日は、薪ストーブでカボチャプリンを作ることにしました。
先ずは、下ごしらえから。
カボチャを加熱して、丁寧に裏ごします。美味しくなりますように(^o^)丿
カラメルソースをたっぷり作って、プリン型に流します。
カボチャペーストに卵液を加え、プリン型に注ぎ込みます。
お湯を注いだお鍋に並べ、きっちりフタをして薪ストーブトップで20~30分程度。
ほろにがカラメルたっぷりの、濃厚☆カボチャプリンの出来上がりです!
暖かい薪ストーブの前で戴く、よく冷えたカボチャプリン。
最高の贅沢時間です![]()
長崎県平戸市 K邸 のご紹介です。
平戸市は九州でも西に位置し、暖流に囲まれた温暖な気候の島です。
古くから捕鯨が盛んで、島と本土の狭い水道に鯨が入ってくると一斉に小船で漕ぎ出し、
漁を行い解体までしていたと、ご主人から伺いました。
海が見下ろせる現場の近くには、そんな網元の史跡があるそうです。
さて工事の方は、ご新築の住宅にチムニートップタイプの煙突と薪ストーブを一度に取り付ける全工事です。
煙突固定用の下地金具を、煙突囲いの構造部にしっかりと取り付けます。
鉛直を出し、高さを決めたらこちらもしっかりと固定します。
更に、フラッシング固定用のベースを取り付けます。
フラッシング、ストームカーラー、丸トップを取り付けると、煙突の雨仕舞が完了です![]()
必要且つ十分な高さがある断熱二重煙突は、煙道内に十分なドラフトを発生させ大変良い仕事をしてくれます。
後日、あらためて取り扱い説明のために伺いました。
待ちに待った火入れの日、ご主人の笑顔から嬉しさが伺えます。
そしてそのお顔をみて私も嬉しくなる瞬間です
薪ストーブは ダッチウェスト エンライトミディアム FA248 です。
190kgを超える重量から、存在感があふれる重厚な薪ストーブです。
これから家族の一員として、末永くご家族を暖め続けてくれるでしょう
長崎県長崎市のY邸のご紹介です。
こちらの建築は ㈱パナホーム長崎様の設計・施工によるものです。
プレハブ工法のため建設工期が短いのが特徴です。
一期工事もあっと言う間に完了しました![]()
50日後、あらためて二期工事に伺いました、それにしても大きな住宅です。
2F屋根の右に薪ストーブ用の丸トップが見えます。
同じく左側には「エコライフ換気システムⅡ」の換気用角トップが見えます。
断熱二重煙突は、建築の構造部材をかわしオフセットして取り付けています。
そしていよいよ火入れの日を迎えました
薪ストーブは ダッチウエスト エンライト スモール FA247 です。
スモールとは言え重量は180㎏以上あり中型クラスです。
この日の長崎自動車道は雪
タイヤはノーマル、いつ通行止めになるかヒヤヒヤでした。