2013.12.29 今年最後の大仕事
福岡県大野城市の新築住宅で、煙突の設置工事(一期工事)を行いました。
日中は汗ばむ陽気に恵まれたクリスマスの日です
今回はちょっと複雑な煙突の取り回しです。
先ずは下屋の瓦の解体からスタート!
法令の防火区画を造作する際、垂木のカットと補強が必要です
開口から壁に埋め込まれたメガネ石が見えます
壁の補強や先行工事等、事前の打ち合わせを行うことでスムースに工事が進みます
たかが煙突工事と侮ることなかれ、工数が増えると建築工事全体のコストが上がります
事前打ち合わせは大事です!
さて、一本目の煙突の固定ができました
これが決まれば、8割完成したも同じです(気分だけ)!
アルミ製のインナーフラッシングを取り付け・・、
鉛製のアウターフラッシングを重ねて取り付ければ、二重の雨仕舞いです
煙突上部の固定は、垂木を利用した特注ブラケット下地を用意しました
事前に垂木のピッチを実測しステンレスで製作したものです
オーダー品故、美しく納まります
瓦の復旧が終わり、下屋の屋根雨仕舞い工事が完成しました!
外壁と天井に化粧板を取り付け煙突工事も完了です!
色が白い垂木が補強部位で、塗装をして仕上げます。
室内側の作業はここまで、壁の仕上がりを待って二期工事です。
保温と調湿に優れる昔ながらの土壁は、薪ストーブとの相性が抜群です
本年最後の現場が無事に終わりました。
お世話になりましたお客様、並びに関係者の皆様、そしてブログを見て頂いた薪ストーブファンの
皆様には、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
本年はありがとうございました。
また、来年も宜しくお願い致します。
尚、年内の営業は12月29日まで。
新年は1月7日(火)より営業致します。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい!