梅雨は明けましたが、今度は連日猛暑が続いています。
皆さん屋外での活動では、熱中症対策に十分気を配ってください。
さて、そんなさなかの一期工事(煙突工事)をご紹介します。
現場は、福岡県嘉穂郡桂川町、近くに田園が広がる閑静な住宅街です。
見事に出来上がった煙突囲いに、角トップ取り付け用の下地金具を固定します。
次は断熱二重煙突の固定です。
角トップの中に突き出す煙突の長さを計算し、サポート金具を使って確実に固定していきます。
ベースフラッシングの裏面には、断熱材を貼り込んでいます。
これには、室内側での結露を防止する意味があります。
ベースフラッシングには、立ち上がりがあり 雨水の浸入を防ぎます。
煙突との接触部分はコーキングを充填し水密をとります。
さらに、ストームカーラーを取り付け、煙突とフラッシングの接合部を保護します。
お客様の生命と財産を、火災や漏水から守る煙突システムです。
念には念を入れて作業を進めます。
一体式のルーバーを取り付けます。
内側には、ステンレス製の防鳥網が張ってあり、鳥の侵入や巣作りを防ぐことができます。
トッププレートを取り付け完成です。
工務店さんこだわりのディテールです!
煙突囲いと角トップの外寸法が揃うように、1段目のタイルを面落ち(-3~4mm)に仕上げていました。
決して地上から見えるものではありませんが、このようなこだわりのディテールが積み重なり全体の雰囲気を
形成してると思います。
外壁は漆喰仕上げとのことです。
オーナー様と工務店さんこだわりの作品、プロバンススタイルの邸宅は間もなく完成です。
こだわりの工務店さん 村上ホーム株式会社 はこちらです。
いよいよ二期工事(薪ストーブ本体の設置)です。
梅雨もいよいよ終盤、博多の町はそれ以上に「清い水」の勢いが増してきています。
地元博多の代表的な祭「博多山笠」をご紹介します。
7月1より15日まで、町の要所で見ることができる「飾り山」ですが、その高さは10メートルを超えています。
< 写真は東流れの「飾り山」 >
昔は(明治30年頃まで)なんと、実際にこの巨大な山を舁き手(かきて)40人で舁いていました
しかし電信線や電灯線の普及とともに、それを切断する事故が増え、山の高さをめぐって紛糾したそうです。
結果、現在のように、飾っておく「飾り山」と速さを競う「舁き山」に分離されました。
< 写真は大黒流れの「舁き山」 >
全長5キロのコースを軽量なった(と、言っても1トン)「舁き山」は、26人の舁き手が「オイッサ オイッサ」の掛け
声とともに駆けていきます。
26人にはフォーメーションがあり、走りながらメンバーチェンジするので、300人余りの集団が爆走します。
< 写真は「流れ舁き」の様子 >
「流れ舁き」は、各流れがその町内で山を舁きウォーミングアップを行う様子です
「舁き山」は、いよいよ15日のフィナーレ「追い山」に向けて本格始動です!
福岡県筑紫郡の現場をご紹介します。
現場ではリフォーム工事が進んでいました。
一口でリフォームと言っても大小ありますが、こちらは屋根と柱以外のすべてを改装する大工事です。
そして、薪ストーブ設置のために一部増築です(モルタル壁部分)。
屋根に上って大工工事です。
作業をしているのは、なんとこの家のオーナー様
貫通部の煙突位置と高さが決まりました
いろいろなファスナーを使い、煙突を確実に固定していきます。
アルミ製インナーフラッシング(写真)+鉛製瓦フラッシング+ストームカーラーを取り付けて瓦を復旧します。
丸トップを取り付けて、屋根の雨仕舞工事が完了しました。
(右手奥の方にはビワがたわわに実っています)
屋根の上からは、自然豊かな風景が望めます。
薪ストーブライフには、とても羨ましい環境ですね
薪小屋を作りました。
と、言っても1/10の模型です
薪ストーブを導入予定のお客様より「本格的な薪小屋も欲しい!」とご相談を受けました。
スケッチと合わせて打ち合わせに使用します。
2x6材を使った構造設計なので、模型では2㎜x6㎜の材を切り出して使用しました。
実際のサイズは、W3,000xH1,800xD1,200と、なり約6立米の薪を備蓄できます。
棚もあり、斧やチェーンソーなどを置くことが出来ます
ちょっと薪の話・・。
薪ストーブのサイズを問わず薪の長さは30cmのサイズで、7~8cmまで割るのが理想です。
割りやすく、女性でも運びやすい事が理由です。
さらに薪を積むときは、割った面を上に向けて積みます。
そうすることで、薪の乾燥が早く進みます。
こちらは本物!
薪がぎっしりと詰まった薪小屋を見ていると、なんだか安心します
よく乾燥した薪があれば、暖かい冬を過ごすことができます。
さぁ、薪作り頑張りましょう!!
昨年施工したSCAN社 CI-8GLのメンテナンスに行ってきました。
先ずは、一本目の煙突を外し、室内よりブラシを使って煙道内の掃除です。
掃除袋を使うと室内が汚れず便利です
左:掃除前(1~2㎜位の煤が付着しています) 右:掃除後(煤をキレイに除去できました)
気温も上がり、すっかり初夏の陽気です。
ファイヤーワールド福岡の近くにはなんと、6世紀半ばの遺跡があります
ちょっと散歩に行ってみましょう!
ショールームより歩くこと30秒。
国指定遺跡の前方後円墳「日拝塚」があります。
全長40m、高さ5mのきれいな形の前方後円墳です。
向かって左側の後墳は、真東を向いており、日を拝む塚「日拝塚」の所以です。
東の方向15㎞先には、太宰府があります。
およそ1500年前に築造された古墳は、今や公園として整備され市民の憩いの場になっています。
そして今、最もホットな建築が第二東京タワーこと「東京スカイツリー」です
ファイヤーワールド東京ショールームの窓から見える様子を撮影して送って頂きました。
本日の高さは398m!
ファイヤーワールド東京は、こんな都心のど真ん中にあります。
新名所「スカイツリー」にお越しも際は、是非ファイヤーワールド東京にも足を運んでください。
素敵な薪ストーブとの出会いが待っていますよ
私は仕事柄、また薪ストーブのユーザーとして何処に行っても薪の事が気になります。
これは、岩手県葛巻町の森林組合で薪の生産をしている様子です。
割った薪はすぐに積み上げないで、1~2週間位野ざらしにします。
そうすることで余分な脂分が抜け、虫が付きにくくなるのです。
薪は適度な大きさ(7~8cm)まで割り、積み上げなくては乾燥が始まりません。
しかも、割った面を上に向ける事が重要です。
丸太のままでは何年置いても乾燥しません
やがて腐ります
ここまで気を使い、手間隙をかけてできた薪は本当に宝物です。
寝ても覚めても頭の中は薪の事で一杯!
食事の時も・・・・あれれ、とうとう薪に見えてきました。
夕食の一品「ごぼうの甘煮」でした。