2011.03.02 湯の街で火入れ式

湯の街、湯布院で火入れ式を行いました。

間もなくオープンするレストランに設置された開放型暖炉です。

 

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煙突フードには8インチの断熱二重煙突を組み合わせていますが、やはりドラフトが十分か気になります

煙突フード底部の最大口径が800ミリになり、フードの周辺部では気流の流速が落ちるからです。

火入れ式の前にライターを使って確認!

炎が吸い込まれていますね、とても良いようです:D

 

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ついでに、炉床の外気導入部分でも確認!

空気が噴出しており、こちらも良いようです

 

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関係各社様がお集まり頂いての火入れです。

写真には写っていませんが、総勢30人程の火入れ式となりました。

 

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直火を目の前にしてお食事を頂くことが出来ます。

きっと、会話も弾みより豊かな時間をお過ごし頂けるでしょう。

 

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暖炉に火が入るのは冬季に限られますがステキな演出ですね:D

 

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こちらは4月1日にレストランとしてオープン致します。

ツーリングにドライブに、由布院にお越しの際は是非お立ち寄りください。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.02.28 高原の火入れ式

熊本県御船町の吉無田高原で火入れ式を行いました。

 

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数日前まで一面の雪景色でしたが、すっかり春の陽気です。

 

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薪ストーブは SCAN社 CI-1G です。

惜しまれつつも;(昨年生産が終了したモデルです。

ややラフに組んだアンティークレンガの炉台と鋳物の組み合わせが、とても良い雰囲気を作り出しています。

 

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オーナー様による火入れです!

ところでファッションが・・、レザーのジャンバーにレザーのパンツ、首にはマフラーが決まっています

そうです、オーナー様はライダーでもあったのです。

 

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愛車は、ハーレー・ダビッドソン社 FLHRSE で排気量1550ccのモデルです。

CVO車両と言い、ファクトリーカスタムが施された究極の一台なのです。

熊本市内のご自宅から30分足らずで来る事ができるので、ここ吉無田高原に別荘の建築を決めたそうです。

別荘までショートツーリング! 羨ましい環境です:D

 

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オーナー様宅のお隣(1㎞位の距離)にお住まいの薪ストーブ仲間をご紹介いただきました。

そこには玉切りが終わったクヌギの原木が・・、見渡す限りに積まれています

 

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薪は7000坪の敷地に整然と積まれ、その量は18ミリの広角レンズでも収まりきれないほどです!

もちろん個人で使うそうです。

こちらもまた、羨ましい環境です:D

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.02.24 古民家と薪ストーブ

薪ストーブ設置工事のための現場打ち合わせに行ってきました。

 

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こちらの建物、なんと築115年の古民家です

何世代にも渡り大切に手入れされてきた建築は、今若いご夫婦が住まわれています。

 

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実測のために小屋裏へ・・、重厚で見事な梁が建築当時(明治29年)の技術の高さを物語ります。

煙突が通る部分に防火区画を設けるので、実測を行い 煙突図面を起こしました。

 

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そしてこの度、ご夫婦の手で改装された土間のスペースに薪ストーブが導入されます。

 

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お打ち合わせの後、茶釜の湯で点てた美味しいお茶をいただきました。

日常に火がある生活って良いですねえ:)

そして古民家と薪ストーブ、相性は抜群です!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.02.22 春の兆し

すっかり春の陽気になりました。

 

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大宰府天満宮本殿横の「飛び梅」も七分咲きと言ったところです。

 

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なによりも、手水舎の緩んだ水の冷たさに春を感じます:D

 

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さて、そんな歴史ある大宰府市の現場で全工事を行いました。

リフォームに伴う薪ストーブの導入です。

左はアルミ製フラッシングです、右の鉛製フラッシングの下に敷きこみます。

 

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フラッシングを二重にする事で、より確実な防水処理を実現します。

 

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瓦の復旧を行い、外部の工事が完了しました

 

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平行して室内では、小屋裏の防火工事を進めます。

 

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更に、建築本体の壁を保護するために、空気層を持った遮熱壁を造作します。

 

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遮熱壁には珪藻土を塗り、鏝ムラを生かしたテクスチャーでフィニッシュ!

 

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薪ストーブは ヨツール F3 です。

小型ですが重厚な造りはとても存在感があります;)

 

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さて、こちら I 邸の薪ストーブスペース、実は元々押し入れだったのです

リフォームにより二つの部屋をつなげ、輻射式ストーブの利点を生かした効率の良い暖房を実現させました。

建具は残してあるので、夏の冷房やリビングのみの暖房もできます。

「薪ストーブを置くスペースが・・」とお悩みの方、こんなスペースの有効利用もあるんですよ!

 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.02.16 初登攀!

熊本県御船町の現場で一期工事を行いました。

 

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ここは九州?

ハイ、吉牟田高原と言う、今注目の別荘地域です。

 

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とうとうタイヤチェーンの出番です

積雪15cm! 昨夜降った雪で辺りは一面の銀世界!!

良く見ると、屋根にも積雪が・・;(

棟梁曰く「今日は仕事できねぇよ」と。

 

 

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いいえ、やらねばならないのです!

登攀ルート開拓のために、先ずやらなくてはならないのが雪かきでした。

登山家の友人(マッキンリー登頂)から頂いた、縁起の良いアッセンダーを使い安全を確保します:D

瓦自体の凍結は無く、除雪後は安全に歩けました。

(左の可愛い煙突は、五右衛門風呂用だそうです)

 

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角トップの取り付けも無事に終わりました

現しの梁や柱のデザインに、煙突が良く似合う建築です。

 

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次回の二期工事では、石油ストーブと入れ替えで薪ストーブの設置です!

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2011.02.13 紅白願塩

佐賀県伊万里市の K邸で火入れ式を行いました。

 

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朝から雪が降り、火入れ式日和です!?

 

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安全祈願を行い、いよいよ火入れです:D

もちろん伝統の上から着火です!

 

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暖かさを感じるのも伝えるのも、手の平が一番なんですね

 

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薪ストーブは SCAN CI-10GL です。

対流式では大型の薪ストーブになります。

着火も温度のコントロールも大変シンプルで、扱いやすい薪ストーブです。

大きなガラス窓からは、燃焼によって変化する美しい炎のダンスを見ることができます

 

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さて、火入れ式の際、とても大事なのが「お清めの塩」。

盛り塩の赤いところは、大宰府天満宮で取れた梅を加えた「紅梅塩」です。

その名も「紅白願塩」、梅の匂いがほんのりと香ります。

 

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ところが、美味しそうに見えたのか、あっという間に子供達に舐め尽くされてしまいました

そんな様子を見たお母さんが一言、「ミネラルが不足してたんだあ~ッ」。

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2011.02.11 薪ストーブでバレンタイン(続編)

バレンタインデーも目前です!

今回は炉内をオーブンとして使ったチョコレートクッキングをご紹介します。

 

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今日は、チョコマドレーヌを作ります。

 

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生地に溶かしたチョコをトロトロ~っと混ぜ込みます。

チョコの甘~いいい香りが。

 

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炉床にクッキングスタンドをセットし、炉内温度はあらかじめ160~180℃に調整しておきます。

炉床の熾火を満遍なく広げるのがポイントです!

生地を型に流し込んだら、ストーブの中へ投入。

 

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10分少々でふっくら焼き上がります。

 

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チョコマドレーヌの完成です~!!

薪ストーブは、アイディア次第で いろいろな楽しみ方ができるのも魅力ですね♪

 

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2011.02.09 飛梅開花

ファイヤーワールド福岡 ショールームより車で走ること30分。

その白梅を見ることができます。

 

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東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花

     あるじなしとて 春な忘れそ   菅原道真

  現代語訳
    春に東(京都)の風が吹いたら、においを送ってきなさい梅の花よ。

    おまえの主人である私がいなくても、春を忘れてはいけない。

 

境内でも一番に花を付ける「飛梅」です。

まだ早いかと思いましたが、幾つかの花を香ることができました。

九州では、春が近い様です。
 

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受験も真っ只中!

 

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受験生の皆様に次の花、桜が咲きます様に:D

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2011.02.08 薪ストーブでバレンタイン

もうすぐバレンタイン!

ご家族みんなでフルーツのチョコフォンデュなどいかがでしょう:P

 

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板チョコを割りストーブの熱で溶かします。

甘さ控えめのビターがお勧めです。

 

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ホーローのミルクパンが使いやすくてGOOD

焦げない様に溶かしてくださいね。

スパチュラも良い道具です。

 

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沢山のフルーツを用意すれば、テーブルがにぎやかになります。

 

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チョコがやわらかい内に、お好きなフルーツに浸けて食べてください:D

子供達にも大人気です!

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2011.02.05 良いものは永く使えます(最終編)

薪ストーブのオーバーホールを行いました。

 

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十年程、別荘でお使いだった薪ストーブは、バーモントキャスティングス社 イントレピットⅡ です。

全体にサビが出てガスケットも解れています。

 

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今回はフルオーバーホールを行うので完全に分解します

 

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ダンパーを含め全てのガスケットを交換します。

取り外したガスケットと比べると随分痩せて見えますね。

ガスケットが痩せると燃焼室の気密が取れず安定した燃焼が維持できません。

 

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二次燃焼室と触媒も交換です。

 

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劣化が激しい二次空気サーモスタットここまで消耗していると交換が必要になります。

小さな部品ですが、二次燃焼室の温度調整を行う とても重要なパーツです。

触媒付ストーブのメンテナンスのポイントです!

 

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サビを落としストーブポリッシュで磨いて組み立てです。

 

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外観も機能も新品の様(!?)にキレイになりました

国内に十分な部品のストックがあるのでオーバーホールも安心です。

良いものは永く使うことができますね;)

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka