2011.02.04 良いものは永く使えます(その2)

前回に引き続き 添田町 O邸 で炉台の造作工事を行いました。

 

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先ずは、炉台のサイズを決める回し縁の固定です。

 

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遮熱壁は背面に空気層を設け、空気が循環できる様にするのがポイントです。

 

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床の補強を兼ねた炉台のベースに均しモルタルを敷きこみます。

 

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お客様が選ばれたのは、赤の風合いが良い磁器タイルです。

レベルを取りながら手際よく貼り込みます

 

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遮熱壁は25㎜の空気層を設けています。

空気の循環を確保し熱を遮断するのが目的です。

 

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磁器タイルに目地を詰めて炉台の完成です!

末永く使える良いものに仕上げます。

 

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数日の養生期間を置いて、いよいよ薪ストーブの設置です。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.02.02 良いものは永く使えます(その1)

福岡県田川郡椎田町 O邸 で薪ストーブの移設工事を行いました。

以前、別荘でお使いだったイントレピットⅡを、自宅の離れに設置します。

 

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この日の室内温度は4℃

屋根に上がると涙も凍りそうです;(

 

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しかし、そんなことを言ってもいられません、雪が降っていないだけましですね

早速、ガルバニウム鋼板の屋根材を丁寧にめくり、屋根の開口です。

 

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開口部の補強と、囲い内防火工事を行います。

 

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煙突が納まりました!

白い結露防止材は、化粧板を貼ると見えなくなります。

 

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ステンレス製フラッシングに屋根材をしっかり食い込ませ、防水工事はバッチリです

 

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1Fはガレージになっており、往年の名車が格納されていました。

1955年製のスポーツカーは現在も現役で、なんとオーナーさんの通勤の足になっているのです:D

良いのもは永く使えます

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.01.29 引渡し前検査

オーダー煙突フードを納めた、湯布院の現場で引渡し前検査が行われました。

 

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目的地の湯布院インターまで行くと、「ここで出よ」と通行止めのお知らせ。

ぎりぎりセーフ!

 

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引渡し前検査の様子です。

レストラン故の、細かい最後の手直しや受領の確認が行われます。

煙突フード、もちろん合格です

暖炉を囲んで四つのテーブルが配置されており、お食事をしながら目の前の炎を楽しむことができます。

 

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今日の由布岳は雪雲に覆われていました。

 

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吹雪の中の人力車、本当に過酷なお仕事だと思います。

でも、食い縛る口元の白い歯がステキです;)

レストランがオープンしたら、沢山のお客さんを運んでくださいね!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.01.26 里山に暮らす

佐賀県伊万里市 K邸 で二期工事(薪ストーブの搬入・煙突の接続)を行いました。

現場は、桃川(もものかわ)と言うおとぎ話に出てきそうな町名です。

その名の通り、周囲には豊かな自然の里山が広がっています。

 

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前日忙しい最中、棟梁が組んでくれた3段の足場を解体しながら煙突を下ろしてきます。

ありがとうございました:D

 

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ラダーフレームを使って薪ストーブの搬入です。

オフロードや段差も乗り越えていきます

 

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薪ストーブは SCAN社 CI-10GLCB は、二重構造の対流式構造です。

大型ストーブでありながら場所を取らないフラットな設計で、玄関奥の土間に最適フィットしました;)

 

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佐賀県産の木材がふんだんに使用された室内、ミゴトです!

土間から広がる吹き抜けに伸びる断熱二重煙突が、薪ストーブの存在をアピールしています。

 

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「自然素材でつくる家づくり」の みね建築工房 では、こちらの現場で住宅完成見学会を開催いたします。

2月5~6日の二日間、ぜひ足を運んでみては:D

豊かな里山にたたずむ優しい空間が迎えてくれます。

詳細は みね建築工房 まで。

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2011.01.24 新年研修会

ファイヤーワールド東京 ㈱永和 に行って参りました。

北は岩手県より、南は福岡県(弊社)までグループ各店が勢揃いです。

懐かしい面々(と、言っても昨年秋に会いましたが)と、しばし情報交換:D

 

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東京ショールームでは、6台の薪ストーブを同時に燃焼体験する事ができます

都内近郊では、写真の様なフリースタンディングタイプや蓄熱性が高いソープストーンモデルの人気が高いとか。

左より JOTUL社:F373 と SCAN社:CI-8GL CB ソープストーンモデルです。

*熾き火から出る強い赤外線がカメラのCCDに作用して、実際よりも「熾き火の色」だけが紫色になっています。

 これは熾き燃焼の際、波長が長い遠赤外線が出ている証拠です。

 

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さて、夕刻より懇親会が行われる浅草ビューホテルまでの道すがら、なにやら空を見上げる人だかり

巨大な建設現場の様ですが・・。

 

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その視線の先にあるのは、ご存知「東京スカイツリー」です!

この日の高さは599mに到達していました

この瞬間、右側で資材を吊り上げている展望台タワークレーンのオペレーターさんは、26歳の女性との事です。

(ある情報筋による)

 

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浅草ビューホテル26階ひばりの間よりスカイツリーを望みます。

ここは地上約100mの高さなので、スカイツリーの6分の1のあたりです。

手前左には浅草寺の本堂、右には五重塔を見る事ができます。

 

以下、気持ちが赴くままに撮った風景のスナップです。

 

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浅草ビューホテル3Fのディスプレー

 

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夜の浅草寺五重塔

 

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夜の浅草雷門

 

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数寄屋橋交差点

 

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銀座4丁目

 

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国道1号線

 

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銀座のウィンドウディスプレー

 

最後まで見て頂き有り難うございます。

今後共、ぶれないピント・ぶれない施工をスローガンに頑張って行きます!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.01.19 現場紹介

福岡県糟屋郡で進む古民家の再生現場で、一期工事(煙突貫通工事)を行ってきました。

 

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先ずは位置出しです。

レーザーを使って鉛直に墨を上げます。

 

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屋根裏に墨が上がると、その周辺の瓦を解体します。

瓦を剥ぐにはちょっとした要領がいります

 

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煙突貫通部の穴明けは、大工さんにお願いです。

更に、切った垂木は開口補強をしてもらいます。

 

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専用の金具を使い、煙突の固定です。

 

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鉛直を確認後、完全固定です。

この日の空は曇天、チラチラと小雪が舞います(寒い)。

 

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雨仕舞の丸トップを取り付け、瓦を復旧します。

鉛のフラッシングは、瓦の形状に良く馴染む優れものです

 

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内装の仕上げを待って、二期工事(薪ストーブの搬入)です:D

 

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納屋には薪の山が・・・、圧巻です。

 

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2011.01.17 暖房の質

長崎県 K邸 で全工事(煙突と薪ストーブを一度に取り付ける)を行いました。

先ずは煙突工事、この日はお天気に恵まれました:D

 

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煙突を保持するサポート金具を、躯体にしっかりと固定します。

 

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煙突の鉛直を正確に出し、更にチムニーフラッシングを納める下地金具を固定していきます。

 

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チムニーフラッシング、ストームカーラー、丸トップを取り付けると雨仕舞が完了です

煙突の形状には、丸トップ・角トップ以外にこの様な煙突囲いにチムニーフラッシングを組み合わせる

納まりもあります。

煙突の強度を保ったまま、屋根飛び出し部の長さを稼ぐ場合に有効です。

 

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後日、取り扱い説明&火入れ式に伺いました。

そしていよいよ、火入れです(もちろん上から着火です)。

私にとっては「ドラフトは十分か」緊張の一瞬ですが、ご主人はご満悦のご様子;)

薪ストーブは ダッチウエスト FA248 エンライト ミディアム です。

ご主人が、機関車の様に力強いデザインにほれ込みました。

 

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無事に火が入りました

エンライト君、これから穏やかにご家族を暖めていってください。

 

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暖流が流れ込み穏やかな気候の長崎ですが、冬は暖房が必要です。

室内に音や臭いを出さず、温風で室内のホコリを巻上げることも無い薪ストーブ。

石油や電気のみに依存することなく、薪エネルギーは自ら作り出す事が出来ます。

手間は掛かりますが、「暖房の質」に気付いた時、薪ストーブこそがそれに応えてくれるはずです。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.01.16 ショールーム休業日のお知らせ

ショールーム休業のお知らせです。

ファイヤーワールドグループ新年研修会に参加するために、下記の通りに休業いたします。

 1月21日(金) 営 業

 1月22日(土) 休 業

 1月23日(日) 休 業

 1月24日(月) 営 業

ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

 

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最新情報   投稿者 : mnonaka

2011.01.12 古民家再生

今回の現場は、大正11年に竣工した建築です。

90年が経過した建築は代々の主人に手を加えられ、その時代に合った性能に生まれ代わっていきます。

 

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屋根と柱以外は全てを取替える大掛かりなリフォームです。

 

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断熱材が入った新しい天井が出来ると、そこには大空間のリビングが広がります。

黒く燻された見事な梁が建築の歴史を物語ります。

 

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そして、この大きな空間を暖めるのは最新鋭の薪ストーブです;)

この先、何十年もこの家の主暖房として頑張ってくれることでしょう。

 

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納屋には、ご主人が来年の薪を張り切って積んでらっしゃいます。

しかし、中には大割りの物もあり現代の薪ストーブには不向きです。

7~8㎝位(腕の太さ)まで割り込むと良く乾き、表面積が増えるため少ない酸素で良く燃えます。

断熱二重煙突がドラフト(上昇気流)を起こすため、薪ストーブの空気レバーは絞って運転する事が出来ます。

その少ない酸素で効率良く薪を燃焼させるには、7~8㎝まで割り込んだ薪が最適なのです。

 

ご主人、太めの薪をピックアップしもう一度薪割り台に運んでいました。

偉いッ

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2011.01.03 謹賀新年

明けましておめでとうございます。

本年も「正確・誠実な施工」をモットーに、薪ストーブと断熱二重煙突の普及に努めたいと考えております。

薪等の自然エネルギーを有効に使う事で、環境への負荷を個人レベルで下げる事ができます。

暖房はもちろん、家族や仲間と炎を楽しめるのが薪ストーブの魅力ですね。

 

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熾き火でマッシュマロを焼いてみました。

 

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あっちち!

でも甘~い!!

 

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ちょっとしたおやつの温めにも。

 

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魚を焼いてみたり。

 

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薪ストーブって暖かいね~:D

そんなホッとできる環境作りのお役に立てればと思っています。

あらためまして、本年も宜しくお願い致します。

尚、ショールームは 9日(日)からの営業となります。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka