佐賀県伊万里市の現場へ、施工打ち合わせに行ってきました。
設計監理を行うみね建築工房さんでは、「木を切って、木を植えることで森を循環させる」と言うコンセプトのもと
木材の地産地消を推進されています。
佐賀県産の木材を使った柱や梁はその表情が大変きれいで、壁の中に隠れてしまうのはもったいないくらいです。
また、アプローチの古い石積みが、美しい造形と風合いを見せています。
遠い昔、石を積んだ人の思いを感じます。
玄関より入って正面に、薪ストーブが設置される設計です![]()
大分県湯布院町へ薪ストーブの打ち合わせに行ってきました。
コスモスと由布岳を一緒にパチリッ
由布岳の山頂までは約2時間、そこからの展望のすばらしさがこの山の魅力の一つです。
遠く久住連山や阿蘇山が見渡せます。
さて、打ち合わせも終わり、次の現場に移動開始。
水分峠を経て、やまなみハイウェイを熊本県南阿蘇村方面に向かいます。
久住連山が見えてきました。
秋の観光シーズンですが、平日の午前中はまだガラガラです。
ススキがみごとな長者原から、中央線に立ってパチリッ
小学生の頃から何度も登ったことがある久住山の頂上は、中央の硫黄山の奥に隠れています。
山頂までは、いろいろな登山ルートがありますが、「雨ヶ池越」ルートが一番キツかった記憶があります。
到着したお宅は、山村の農家です。
土間が見える玄関先には、収穫した秋の稔りがさりげなくアレンジされていました。
庭先で天日に干される唐辛子、色が鮮やかだったのでパチリッ
この地区、今週末には五穀豊穣に感謝して、村の御宮に神楽を奉納するそうです。
自然豊かな里山には、山と共に暮らす薪割り人の姿がありました。
そこには生活の随所に、先人達より脈々と受け継がれてきた山の歴史と、山の神に捧げる尊敬と感謝の
気持ちを垣間見ました。
それにしても秋になると、走行距離が増えてきます。
本日は、大分・熊本ぐるりと回って400㎞を走行。
炎のオータム ランナーは走り続けます![]()
本日は2010年10月10日大安!
そんなおめでたい日の午前10時、火入れ式に伺いました。
お取り扱い説明をした後に、最初の火がオーナー様により薪ストーブに灯されました。
本日は1回目の試運転でもあります。
1時間ほど時間をかけてゆっくりと温度を上げ、目標温度の200℃に達しました。
あと3~4回の試運転を行い、最終的には350℃まで温度を上げます。
これで本格的な冬を前に慣らし焚きは完了です。
空気層を持った二重壁構造の炉台は、その素材や色調などオーナー様こだわりの作品です。
そこに鎮座する薪ストーブは VERMONT CASTINGS社の INTREPIDⅡ です。
触媒を装備し高い燃焼効率を誇るモデルです。
これから永い間、ご家族と家を暖めてくれることでしょう
朝晩が涼しくなり、いよいよ薪ストーブシーズンがやってきます
その前に、煙突掃除と薪ストーブメンテナンスはお済みでしょうか?
今回は、煙突掃除とその重要性についてご紹介します。
ファイヤーワールド福岡では、煙突掃除を部屋内(壁抜きを除く)からできる様に設計しています。
手順として煙突は、最初の一本を外します。
煤受け袋を取り付けて、ロッドを継ぎ足しながらブラシを通していきます。
もちろん道具が揃えば自分で行うこともできます![]()
タールや煤が付着した掃除前 タール等を除去した掃除後
よく乾燥した薪(含水率15%以下)を使用するとで、煙道内はドライに保たれます。
腐食の原因となる木酢やタールの付着を最小限に抑えることができるのです。
断熱二重煙突と高性能薪ストーブの組み合わせは、年に1回以上の掃除や
メンテナンス(消耗部品の交換等)を行い無理なく使えば、一生ものと言えるでしょう。
さてこちらは・・、トップカバーを開けてびっくり
煙道がほぼ完全に詰まった状態です。
このような状態で薪ストーブを焚き続けると、最も危険な煙道内火災を引き起こしかねません。
掃除やメンテナンスをきちんと行うことで危険は回避できます。
煙突の機能やメンテナンスに疑問を感じたら、お気兼ねなくファイヤーワールド福岡までお問い合わせください。
福岡県北九州市の現場紹介です。
この現場は、「北九州の木で家を建てる」をコンセプトに建築が進んでいます。
8月の上旬に煙突の一期工事が完了しました。
2階の天井内防火工事も終わり、仕上げには美しい木目の天然材が貼られています。
鉛直を確認しながら、断熱二重煙突を接続していきます。
そして、このまま断熱二重煙突は子供部屋を貫通するのです
2階の床に使用する化粧板は特別なのもを用意しました。
元気なお子様が踏んでも、タワミや変形する事が無いよう、厚み(2.3㎜)がある鋼板で製作しました。
この化粧板を、取り合いの柱に合わせて加工します。
更に、足を引っ掛けたりすることがないように 角にはRを取り、固定には皿ビスを使います
断熱二重煙突が子供部屋を貫通しました![]()
1階の天井から断熱二重煙突が顔を覗かせています。
このあと 内装の仕上げ工事と共に、炉台の造作が行われます。
炉台のデザインは、床の色や壁の仕上げにマッチした素材選びがポイントです。
空気層をもった断熱壁にすることも重要な要素です。
炉台が完成すると、いよいよ薪ストーブの設置(二期工事)です
福岡県筑紫郡の二期工事(薪ストーブ設置)をご紹介します。
リフォーム工事が完了しました。
白い壁に反射する陽光が、どこか南国の雰囲気を感じさせます。
炉台は二重壁(遮熱)構造で、背面に空気層があります。
落ち着いたトーンでデザインされた炉台を、薪ストーブの黒が引き締めます。
炉台は、ほぼフラットなので動線の妨げになりません![]()
薪ストーブ: ダッチウエスト社 ランドルフ
小型ですが高出力の頼もしい薪ストーブです
口元からの断熱二重煙突との組み合わせで、高性能薪ストーブの能力を最大限に引き出します!
一期工事からおよそ2ヶ月が過ぎました、稲穂も色付き間もなく稔りの季節です。
前回の様子は ここをクリック!
福岡県春日市の現場を紹介します。
こちらの現場は、ショールームより車で10分程の距離です。
近隣には航空自衛隊春日基地があります。
F1支援戦闘機が幹線道路沿いに着陸しています!
今回は、煙突を壁から出す一期工事を行いました。
おや、換気扇のダクトカバーが予想外に出っ張っています
あらかじめ取り付けていたメガネ石に沿って、はみ出したモルタルを除去します。
モルタル仕上げの1F外壁は、鏝ムラが残りしっとりとした表情がいい感じです。
こちらも、あらかじめ仕込み済みの補強材を狙って、ウォールサポートをビスで固定します。
ダクトカバーをうまくかわしました
ダクトカバーをかわした分は、延長ピースを使って壁からの距離を調整します。
断熱二重煙突は25㎜の厚みがあり、その中には断熱材が充填されています。
丸トップを取り付けて、煙突の雨仕舞が完了です![]()
もちろん防鳥網が標準装備されています。
後日、足場の解体を待って撮影しました。
実はこの現場、オーナー様たってのご希望で、煙突を共同施工いたしました。
暑い中、お疲れ様でした![]()
内装もオーナー様が仕上げるとか!
内装が終わると間もなく二期工事です、どんな薪ストーブが納まるか、お楽しみに!
福岡県北九州市の現場(8月2日紹介)で、「北九州の木で家を建てる会」による構造見学会が開催されます。
開催日時:8月28日(土)~29(日) 10:00~17:00
木造軸組みの構造はもちろん、
断熱二重煙突の屋根貫通部など、完成すれば見えなくなる部分をじっくりと見る事ができます。
「北九州の木で家を建てる会」は、英彦山産の杉やヒノキを使用した建築を行っています。
ご興味がある方は是非、アクセスしてみて下さい!