2010.08.13 構造見学会
福岡県北九州市の現場(8月2日紹介)で、「北九州の木で家を建てる会」による構造見学会が開催されます。
開催日時:8月28日(土)~29(日) 10:00~17:00
木造軸組みの構造はもちろん、
断熱二重煙突の屋根貫通部など、完成すれば見えなくなる部分をじっくりと見る事ができます。
「北九州の木で家を建てる会」は、英彦山産の杉やヒノキを使用した建築を行っています。
ご興味がある方は是非、アクセスしてみて下さい!
福岡県北九州市の現場(8月2日紹介)で、「北九州の木で家を建てる会」による構造見学会が開催されます。
開催日時:8月28日(土)~29(日) 10:00~17:00
木造軸組みの構造はもちろん、
断熱二重煙突の屋根貫通部など、完成すれば見えなくなる部分をじっくりと見る事ができます。
「北九州の木で家を建てる会」は、英彦山産の杉やヒノキを使用した建築を行っています。
ご興味がある方は是非、アクセスしてみて下さい!
福岡県嘉穂郡桂川町の現場で、二期工事(薪ストーブ搬入・煙突接続)を行いました。
南仏プロバンスのイメージで設計された建築は、見事にそのディテールが実現されていました。
S型瓦やアーチが作り出す美しい造形には、光と影と陰が同居し正直「美しい!」と思います。
午前8時、朝日が斜めに差し込む壁には、漆喰のコテさばきによるテクスチャーが見事な影と陰を描いています。
影:そのものの形が何かに映るのが 「影」
陰:光が物に当たってそれ自体に付くのが 「陰」
さて、今日の仕事量は結構あります。
現場では、内部の漆喰仕上げも終わり、内部足場が解体されました。
一期工事で取り付けた煙突までは高さがありますので、長梯子を使っての作業です。
漆喰仕上げ壁の養生に細心の注意を払い、断熱二重煙突を接続・固定していきます。
そして、いよいよ薪ストーブの搬入。
第一関門は、玄関にありました
第二関門は、玄関ポーチでのターン!
これをスムースに決めて、室内へ
あらかじめ下見を行い、最適な方法を考え安全に搬入を行います。
薪ストーブが炉台に収まると、外気導入パイプを接続します。
薪ストーブは バーモントキャスティングス社 イントレピットⅡです。
色は、ホーローが美しい マジョリカブラウン です。
アンティークレンガと色調が合っていますね
こちらの現場は、施工を行った ムラカミホーム㈱ にて、完成内覧会が開催されます。
ご興味がある方やこれからご新築をお考えの方、是非下記にアクセスしてみてください。
福岡県北九州市の現場(一期工事)をご紹介します。
暑い最中の棟上です、大工さんたち ご苦労様です!
アスファルト ルーフィングが貼られると、いよいよ煙突工事です!
野地板と垂木は、開口部に補強が施されます。
正確に煙突芯の位置出しを行い、補強された垂木に太目のネジでルーフサポートを固定します。
鉛直が確実に出ているか確認
煙突の高さが図面通りに決まると、締め付けボルトやドリルビスを使って確実に固定します。
(あッ、グローブ指先の穴はご愛嬌)
ステンレスフラッシングを被せて、煙突と接合します。
ここは、見えなくなるのでコーキングをたっぷり使います。
接合部分にストームカーラーを取り付け、念入りに防水を行います。
丸トップを取り付けて、外部煙突の雨仕舞が完了です
丸トップには防鳥アミを標準装備しています。
室内より見上げて見えるフラッシングの裏面、白い部分は結露防止材です。
こちらも標準装備です!
無事、大屋根に煙突が顔を出しました。
二期工事(薪ストーブ搬入・煙突接続)は、内装工事が完了した後 行います。
どんな薪ストーブが収まるか、また炉台周りのデザインなどお楽しみに!
梅雨は明けましたが、今度は連日猛暑が続いています。
皆さん屋外での活動では、熱中症対策に十分気を配ってください。
さて、そんなさなかの一期工事(煙突工事)をご紹介します。
現場は、福岡県嘉穂郡桂川町、近くに田園が広がる閑静な住宅街です。
見事に出来上がった煙突囲いに、角トップ取り付け用の下地金具を固定します。
次は断熱二重煙突の固定です。
角トップの中に突き出す煙突の長さを計算し、サポート金具を使って確実に固定していきます。
ベースフラッシングの裏面には、断熱材を貼り込んでいます。
これには、室内側での結露を防止する意味があります。
ベースフラッシングには、立ち上がりがあり 雨水の浸入を防ぎます。
煙突との接触部分はコーキングを充填し水密をとります。
さらに、ストームカーラーを取り付け、煙突とフラッシングの接合部を保護します。
お客様の生命と財産を、火災や漏水から守る煙突システムです。
念には念を入れて作業を進めます。
一体式のルーバーを取り付けます。
内側には、ステンレス製の防鳥網が張ってあり、鳥の侵入や巣作りを防ぐことができます。
トッププレートを取り付け完成です。
工務店さんこだわりのディテールです!
煙突囲いと角トップの外寸法が揃うように、1段目のタイルを面落ち(-3~4mm)に仕上げていました。
決して地上から見えるものではありませんが、このようなこだわりのディテールが積み重なり全体の雰囲気を
形成してると思います。
外壁は漆喰仕上げとのことです。
オーナー様と工務店さんこだわりの作品、プロバンススタイルの邸宅は間もなく完成です。
こだわりの工務店さん 村上ホーム株式会社 はこちらです。
いよいよ二期工事(薪ストーブ本体の設置)です。
福岡県筑紫郡の現場をご紹介します。
現場ではリフォーム工事が進んでいました。
一口でリフォームと言っても大小ありますが、こちらは屋根と柱以外のすべてを改装する大工事です。
そして、薪ストーブ設置のために一部増築です(モルタル壁部分)。
屋根に上って大工工事です。
作業をしているのは、なんとこの家のオーナー様
貫通部の煙突位置と高さが決まりました
いろいろなファスナーを使い、煙突を確実に固定していきます。
アルミ製インナーフラッシング(写真)+鉛製瓦フラッシング+ストームカーラーを取り付けて瓦を復旧します。
丸トップを取り付けて、屋根の雨仕舞工事が完了しました。
(右手奥の方にはビワがたわわに実っています)
屋根の上からは、自然豊かな風景が望めます。
薪ストーブライフには、とても羨ましい環境ですね
薪小屋を作りました。
と、言っても1/10の模型です
薪ストーブを導入予定のお客様より「本格的な薪小屋も欲しい!」とご相談を受けました。
スケッチと合わせて打ち合わせに使用します。
2x6材を使った構造設計なので、模型では2㎜x6㎜の材を切り出して使用しました。
実際のサイズは、W3,000xH1,800xD1,200と、なり約6立米の薪を備蓄できます。
棚もあり、斧やチェーンソーなどを置くことが出来ます
ちょっと薪の話・・。
薪ストーブのサイズを問わず薪の長さは30cmのサイズで、7~8cmまで割るのが理想です。
割りやすく、女性でも運びやすい事が理由です。
さらに薪を積むときは、割った面を上に向けて積みます。
そうすることで、薪の乾燥が早く進みます。
こちらは本物!
薪がぎっしりと詰まった薪小屋を見ていると、なんだか安心します
よく乾燥した薪があれば、暖かい冬を過ごすことができます。
さぁ、薪作り頑張りましょう!!
昨年施工したSCAN社 CI-8GLのメンテナンスに行ってきました。
先ずは、一本目の煙突を外し、室内よりブラシを使って煙道内の掃除です。
掃除袋を使うと室内が汚れず便利です
左:掃除前(1~2㎜位の煤が付着しています) 右:掃除後(煤をキレイに除去できました)
私は仕事柄、また薪ストーブのユーザーとして何処に行っても薪の事が気になります。
これは、岩手県葛巻町の森林組合で薪の生産をしている様子です。
割った薪はすぐに積み上げないで、1~2週間位野ざらしにします。
そうすることで余分な脂分が抜け、虫が付きにくくなるのです。
薪は適度な大きさ(7~8cm)まで割り、積み上げなくては乾燥が始まりません。
しかも、割った面を上に向ける事が重要です。
丸太のままでは何年置いても乾燥しません
やがて腐ります
ここまで気を使い、手間隙をかけてできた薪は本当に宝物です。
寝ても覚めても頭の中は薪の事で一杯!
食事の時も・・・・あれれ、とうとう薪に見えてきました。
夕食の一品「ごぼうの甘煮」でした。
煙突掃除は、年に1回以上行いましょう!
煙突掃除は、1本目の煙突を外して室内よりブラシを使って行います。
掃除袋を煙突に取り付けてブラシを通すと、室内が汚れません
外部煙突の場合は、ロッキングプラグを外してブラシを通します。
専用のブラシとロッドは、途中のエルボー(45°まで)も難なく曲がって進みます。
<掃除前>
煙突トップ部分の内部の様子です(長さは7m)、わずかに1㎜程ススが付着しています。
良く乾燥した薪(コナラ)10立米を5ヶ月間焚いた(アンコール触媒式)状態です。
断熱二重煙突は断熱性能が高いので、煙を高温のまま排気する事ができます。
そのためススの付着を最小に抑えます。
<掃除後>
乾燥した状態のススは簡単に除去する事ができます。
煙突掃除グッズを各種取り揃えています。
また、ファイヤーワールド福岡にて施工のユーザー様には、メンテナンスのご案内ハガキを出しています。
メンテナンスのご依頼やご不明な点等、ございましたらどうぞお気兼ねなくお問い合わせ下さい