2010.08.07 光と影の美しさ
福岡県嘉穂郡桂川町の現場で、二期工事(薪ストーブ搬入・煙突接続)を行いました。
南仏プロバンスのイメージで設計された建築は、見事にそのディテールが実現されていました。
S型瓦やアーチが作り出す美しい造形には、光と影と陰が同居し正直「美しい!」と思います。
午前8時、朝日が斜めに差し込む壁には、漆喰のコテさばきによるテクスチャーが見事な影と陰を描いています。
影:そのものの形が何かに映るのが 「影」
陰:光が物に当たってそれ自体に付くのが 「陰」
さて、今日の仕事量は結構あります。
現場では、内部の漆喰仕上げも終わり、内部足場が解体されました。
一期工事で取り付けた煙突までは高さがありますので、長梯子を使っての作業です。
漆喰仕上げ壁の養生に細心の注意を払い、断熱二重煙突を接続・固定していきます。
そして、いよいよ薪ストーブの搬入。
第一関門は、玄関にありました
第二関門は、玄関ポーチでのターン!
これをスムースに決めて、室内へ
あらかじめ下見を行い、最適な方法を考え安全に搬入を行います。
薪ストーブが炉台に収まると、外気導入パイプを接続します。
薪ストーブは バーモントキャスティングス社 イントレピットⅡです。
色は、ホーローが美しい マジョリカブラウン です。
アンティークレンガと色調が合っていますね
こちらの現場は、施工を行った ムラカミホーム㈱ にて、完成内覧会が開催されます。
ご興味がある方やこれからご新築をお考えの方、是非下記にアクセスしてみてください。