オーブンに向けて、急ピッチで工事が進む小石原の「カフェ」ですが・・・、
なんと、本格的なピザ窯があります
運用にあたり煙突の設置は必須です!
今回は、壁に開けた穴から煙突を出す設計です。
ピザ釜に付属するダンパーに合う様、特注でレジューサーを作成しました
煙突固定用の金物をセットするために、躯体にやや複雑なハツリを施します。
鉄筋のカットに苦戦です
ピザ釜上部と穴位置の高さには、余裕が無いのでギリギリまで切り詰めました
無事に接続ができたピザ窯は、総重量1.6トンの本格的なものです
外部の煙突は、軒をかわす位置まで横引きをし、垂直に上げます。
雨仕舞丸トップを取付けて完成です
早速、試運転(ピザの試食)を行いました
横引きがありますが、その後の縦引きに十分な高さがあるため、自然排気でも問題なく
ドラフトが得られました!
さて、こちらの現場では煙突工事だけではなく、金属工事も行っています
屋根を支える構造の、V型斜材ですが室内のアクセントになっています。
この斜材の上下に着く金属製のブラケットを製作しました!
先ずは図面通りに製作し、定盤の上で寸法や角度を検証します
RC壁に打ち込む下部の支点金具です。
壁と天井を再現します。
下部の支点に角度が付けば、斜材が回転し上部はねじれるので、モックアップを製作して
最終確認です!
画して、二本の煙突と薪ストーブ・金属工事が完了し、弊社の工事は終わりました。
外構も始まり、現場はいよいよ最終段階です!
長崎県五島市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
深夜の博多ふ頭です
ポートタワーがキレイです。
しかし、ターミナルに着いてビックリ
天気は良いのですが、そう言えば風が強かった!
結局、波が静まるのを待ち、午前3時に博多港を出港したのですが・・・、
めったに無い対応で、欠航寸前の様でした
さて翌朝その甲斐あってか、福江島の近海は静かな海に戻っていました。
福江島が見えてきました!
予定よりやや遅れて入港し現場に到着。
養生シートを剥がすと、図面通りの納まりで煙突囲いが出来上がっていました!
現場によっては、想定外の手直しをする事もあるのですが、本当にお手本の様な仕上がりで、
感動した次第です
図面通りに作って頂きまして、福江島の大工さんありがとうございました
と、言うわけでおのずと取付スピードが上がります。
薪ストーブの搬入です
本体は デンマーク製 ヒタ社の スクルド です。
円柱デザインのスリムな薪ストーブです!
広めの炉台に仮置きしました。
脚部のドアを開くと、ツールが収納されています
室内煙突を接続して完成です
早くも冬が待ち遠しいですね!
さて五島と言えば魚!
その夜、友人家族と食事をする事になりました。
何を頂いても美味しいのですが、しっかりとした理由があるようです
勿論、調理師さんの腕前が有っての前提ですが
五島列島近海で捕れる魚は、種類が豊富で鮮度が良いのですが、その豊富な資源を生かすために行う
漁師さんの船上での作業に大きな理由があります。
水揚げした魚をすぐに〆ることで、その鮮度を保てることは良く知られています。
通常は脳天〆+血抜きですが、これに加えて神経〆を行います。
三つの作業を時間内に正確に行う、これを「五島〆」と言います
一匹当たりに要する作業時間は約10分掛かり、漁獲量が半減するそうです。
しかし、独自の「五島〆」を行った魚は、鮮度を保つ時間が長く市場では大変人気があります。
船上の漁師さんは、魚の種類や体長の違いにより瞬時に道具を判断して処理を行う時間との勝負です。
五島市は長崎大学との産学官連携で、既に「五島〆」の認証制度を導入しており、全国的なブランド
展開を行っているとのことです。
元々の良い素材に加えてその良さを引き出す、価値創造の良い実例です!
そんな五島でのもう一つの収穫は、「五島つばき蒸留所」が造るジン、その名も「GOTOGIN」です
某酒造メーカーで、あのヒット商品「氷結」を開発した三人組が、クラウドファンディングで興した
新生酒造メーカーです
未だ、中身は頂いていないのですが、瓶のデザイン、ラベルや絵のデザイン、パッケージのデザイン、
全てにその道のプロが携わった作品です。
そして何よりも蒸留所があるところは、以前ベスパで行った事がある半泊の集落です。
http://go-dai.jp/blog/archives/date/2021/07
「芸術的な感性でブレンド、複雑なのにシンプル、多様なのにひとつ。」*パンフレットより抜粋
先ず一度はストレートで、香りを十分に感じたら、ソーダやロックでと、勧めて頂いております。
蓋を開けても、閉めても、赤い帯を残す粋なパッケージデザインです
さて翌日、夕刻の出航で長崎に向かいました。
女神大橋が見えて来ると間もなく下船です。
これから長崎道を2時間走り、会社への帰途となりました。
今夜、五島での出来事に思いを馳せながら、GOTOJINの封を切ることにしますか
福岡県朝倉郡東峰村の新築現場で、薪ストーブの設置を行いました!
棟上げ直後の現場の様子です
RC造の壁構造に、木造を組み合わせるハイブリット建築です。
薪ストーブ本体を埋め込むため、予め躯体を逃げて打設しています。
それから数週間が経ち、薪ストーブ本体の設置となりました
薪ストーブは、6輪台車に乗った例のホクスターです。
350kgを超える重量ですが、専用台車のお陰で非常にスムースに搬入が出来ました!
安全作業のため、吊り込みにはホイストを使用しました
出入りや高さを、ミリ単位で調整します
位置が決まると、アンカーを打ち足元を完全に固定します。
設置が完了しました!
この後、内装の造作工事が進むと建築と一体化して行きます
さて今回の設置工事には、ファイヤーワールド東京 (株)永和さんがお手伝いに来てくれました
往復2,500kmを超える距離の移動をお疲れ様でした!
福岡県筑紫野市の既設住宅で薪ストーブの設置を行いました!
現場は、大規模リフォーム工事中です
このコーナー部に薪ストーブを設置します。
数か月後、内装仕上げが完了したタイミングで、弊社の煙突工事が始まります。
小屋裏に防火区画を造作し、その中に煙突を下してきます
このタイミングで薪ストーブ本体の搬入です
今回もmorso 1126CBですね!
この薪ストーブ、根強い人気があります
リビングに搬入して・・・、
床に仮置きします。
床は、土間仕上げなので特に炉床はありません。
室内煙突(もちろん断熱二重煙突)を接続して、設置が完了です
morso 1126CBは、大型の対流式モデルになりますが、可燃物までのメーカー離隔距離は
150mmと大変小さいのが特徴です。
今回の様な、木仕上げの壁にも安全に設置できますね
先代の1124が誕生したのは1977年。
そして1982年、現行の morso 1126CBにモデルチェンジしました。
独特の存在感を持つ1126CB、今後も世界中のオーナーたちに末永く愛されることでしょう!
福岡県八女市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
棟上げの翌日、一期工事として外部煙突と雨仕舞フラッシングを設置しました。
盆地の八女市は、茶所として全行的に有名ですね
それから、数ヶ月が経ち室内工事も最終仕上げの段階です。
いよいよ二期工事、煙突を吊り下げてきます
薪ストーブ本体を搬入します。
無事に、炉台があるリビングルームに到着です
せーのッ!で下して、位置決めを行います。
それにしても立派な炉台です
遮熱壁の造作も完璧でクールな納まりです
気になって後日聞いてみると、なんとオーナー様ご自身で施工したそうです
しかも、お仕事は左官職人とのこと・・・。 納得!
設置が完了した薪ストーブですが、ご存じの方も多いと思います。
デンマークはモルソー社のベストセラーモデル 1126CBです。
1982年頃、初代1126が生まれました。
初期型は、ガラス窓が無く鋳物製のドアでした
1992年に現代のガラスドアタイプにモデルチェンジし以来、地味ですが
ず~っと売れ続けているベストセラーモデルです。
個人的には大好きな薪ストーブですよ
ショールームに実演展示がございますので、気になる方は是非ご覧ください。
福岡県久留米市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
時の頃は、まだまだ暑い去年の9月中旬、棟上げ直後の現場です
現場監督さんに大工さんと瓦屋さん、更に煙突屋と現場はごった返しています!
屋根貫通部の煙突と雨仕舞フラッシングを取付、後は瓦屋さんにお任せします。
それから4ヶ月が過ぎ、現場は完成間近です。
室内の煙突工事と、薪ストーブ本体の設置です
大谷石で仕上げられた遮熱壁と炉台です。
煙突をオフセットし、炉台の中央に下してきます。
ここでいよいよ薪ストーブ本体の搬入です
リビングルーム中央の炉台に到着です。
炉台に仮置きし、細かい位置合わせを行います。
残りの煙突を接続すると設置完了です
そして更に数週間後、火入れの日を迎えることになりました
薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社のF520です。
パノラマビューで炎を感じることが出来るデザインで、広く大きな3面ガラスからは、
まるでキャンプファイヤーの様に立体的な炎を楽しめます
環境性能もトップレベルで、厳しいヨーロッパの環境規格NS3058をクリアしています
薪ストーブの炉内温度が上がり通常運転になると、目視できる煙は出ていません。
環境や人に優しいキャンプファイヤーです!
庭の桜の古木が、開花の準備を始めていました。
さて、こちらの建築は只今オープンハウスとして3月31日まで見学が可能です。
ご来場には予約が必要ですので、詳しくは下記のところから予約してください。
ホームページ:http://www.mirai-kohboh.co.jp/tours/312
ご来場をお待ちしております。
急なお知らせですが、ファイヤーワールドグループ3年ぶりの新年会及び、研修のため
1月18日(水)より20日(金)までの3日間を臨時休業致します。
ご不便をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、大型薪ストーブ運搬のため、専用の台車を製作してみました。
設計図は頭の中です。
手配したそれぞれの材料を、現物合わせで加工して行きます。
先ずは、カットしたアングル材を熱して曲げます
キレイにR25で曲がりました
これを台車のベースになる板に、裏面から溶接します。
フレームが出来ました
台車の上で作業しています(笑)
車輪を取り付けるためのベースを溶接します。
車輪を取付て見ました
見ての通り6輪車です
ハンドルを取付ると、ほぼ完成です!
この時点で、押し引きに不具合が無いか確認します
塗装をして、板を貼ったら完成です
しかし、台車だけで重量が50kgを超えました
で、このヘビーデューティーな台車で何を運ぶかと言いますと・・・、
もちろん薪ストーブです。
オッと、これではなく・・・、
こちら、ドイツ製 ホクスター社の薪ストーブです
ビルトインタイプの薪ストーブで、重量は約350kgです
コーナーに設置するために、二面ガラス仕様です。
多方面から美しい炎を楽しむことが出来ますね
ドアの開閉は、ガラスを直接上下します
バラストでバランスを取っているため、開閉がとても楽です。
更には、ガラスの清掃やメンテナンス時、ガラスを手前に開くことが可能です
非常に深く考えられて設計されており、感心しきりです
そんな、超重量級のホクスター、間もなく取付の予定です!
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
さて年末の事ですが、熊本県阿蘇郡南小国町の既設住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
現場は、雪が残る標高700mの高地です
と、言うわけで先ずは除雪です
それから瓦の解体です。
天気は良いのですが、風が冷たく寒いッ
煙突を固定し、雨仕舞フラッシングを取り付けると、仕上げは瓦の復旧です
室内にも煙突を下して来ます
いよいよ薪ストーブの搬入です!
リビングに到着!
薪ストーブは、デンマーク製ライス社のQ-TEE2です。
スクエアなデザインが、高い人気を誇るモダンデザインの薪ストーブです!
この度、取っ手がマイナーチェンジを受け、使い易さが向上しました
広いガラス一杯に広がる炎が美しいQ-TEE2です!
今回は、フロアプレートがガラスです
モダンデザインの薪ストーブとの組み合わせには、クールな納まりが良くマッチします