2023.04.08 いざ五島へ!

長崎県五島市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!

 

IMG_1735.JPG

深夜の博多ふ頭ですblush

ポートタワーがキレイです。

 

IMG_1740.JPG

しかし、ターミナルに着いてビックリsurprise

天気は良いのですが、そう言えば風が強かった!

結局、波が静まるのを待ち、午前3時に博多港を出港したのですが・・・、

めったに無い対応で、欠航寸前の様でしたindecision

 

IMG_1746.JPG

さて翌朝その甲斐あってか、福江島の近海は静かな海に戻っていました。

 

IMG_1753.JPG

福江島が見えてきました!

 

IMG_1763.JPG

予定よりやや遅れて入港し現場に到着。

養生シートを剥がすと、図面通りの納まりで煙突囲いが出来上がっていました!

現場によっては、想定外の手直しをする事もあるのですが、本当にお手本の様な仕上がりで、

感動した次第ですcrying

図面通りに作って頂きまして、福江島の大工さんありがとうございましたyes

 

IMG_1779.JPG

と、言うわけでおのずと取付スピードが上がります。

 

IMG_1782.JPG

薪ストーブの搬入ですlaugh

本体は デンマーク製 ヒタ社の スクルド です。

円柱デザインのスリムな薪ストーブです!

 

IMG_1786.JPG

広めの炉台に仮置きしました。

脚部のドアを開くと、ツールが収納されていますlaugh

 

IMG_1789.JPG

室内煙突を接続して完成ですwink

早くも冬が待ち遠しいですね!

 

IMG_1853.jpg

さて五島と言えば魚!

その夜、友人家族と食事をする事になりました。

 

IMG_1854.jpg

何を頂いても美味しいのですが、しっかりとした理由があるようですsurprise

勿論、調理師さんの腕前が有っての前提ですがwink

五島列島近海で捕れる魚は、種類が豊富で鮮度が良いのですが、その豊富な資源を生かすために行う

漁師さんの船上での作業に大きな理由があります。

水揚げした魚をすぐに〆ることで、その鮮度を保てることは良く知られています。

通常は脳天〆+血抜きですが、これに加えて神経〆を行います。

三つの作業を時間内に正確に行う、これを「五島〆」と言いますyes

一匹当たりに要する作業時間は約10分掛かり、漁獲量が半減するそうです。

しかし、独自の「五島〆」を行った魚は、鮮度を保つ時間が長く市場では大変人気があります。

船上の漁師さんは、魚の種類や体長の違いにより瞬時に道具を判断して処理を行う時間との勝負です。

五島市は長崎大学との産学官連携で、既に「五島〆」の認証制度を導入しており、全国的なブランド

展開を行っているとのことです。

元々の良い素材に加えてその良さを引き出す、価値創造の良い実例です!

 

IMG_1956.JPG

そんな五島でのもう一つの収穫は、「五島つばき蒸留所」が造るジン、その名も「GOTOGIN」ですblush

某酒造メーカーで、あのヒット商品「氷結」を開発した三人組が、クラウドファンディングで興した

新生酒造メーカーですsurprise

未だ、中身は頂いていないのですが、瓶のデザイン、ラベルや絵のデザイン、パッケージのデザイン、

全てにその道のプロが携わった作品です。

そして何よりも蒸留所があるところは、以前ベスパで行った事がある半泊の集落です。

http://go-dai.jp/blog/archives/date/2021/07

 

「芸術的な感性でブレンド、複雑なのにシンプル、多様なのにひとつ。」*パンフレットより抜粋

先ず一度はストレートで、香りを十分に感じたら、ソーダやロックでと、勧めて頂いております。

 

IMG_2023.JPG                   IMG_2022.JPG

蓋を開けても、閉めても、赤い帯を残す粋なパッケージデザインですyes

http://gotogin.jp/about

 

IMG_1916.JPG

さて翌日、夕刻の出航で長崎に向かいました。

女神大橋が見えて来ると間もなく下船です。

これから長崎道を2時間走り、会社への帰途となりました。

今夜、五島での出来事に思いを馳せながら、GOTOJINの封を切ることにしますかwink

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.03.30 ハイスペック壁付き暖炉 その2

その後、ホクスターの外部煙突との接続が完了しました!

 

IMG_1673.JPG

本体は、ALCパネルで覆われ、完全に建築の一部になりましたblush

 

IMG_1691.JPG

煙突の背景には、美しい桜が満開です!

 

IMG_1699.JPG

足場も解体され、カフェのオープンまで一ヶ月を切りました!

実は、薪ストーブ工事だけでは終わりませんsurprise

まだまだありますので、追ってレポートしますyes

 

ところで、臨時休業のお知らせです。

4月3~5日のあいだ、離島の工事対応のため休業とさせて頂きます。

ご不便をおかけしますが宜しくお願い致します。

   投稿者 : mnonaka

2023.03.26 ハイスペック壁付き暖炉

福岡県朝倉郡東峰村の新築現場で、薪ストーブの設置を行いました!

 

IMG_1165.JPG

棟上げ直後の現場の様子ですblush

RC造の壁構造に、木造を組み合わせるハイブリット建築です。

 

躯体開口.JPG

薪ストーブ本体を埋め込むため、予め躯体を逃げて打設しています。

 

IMG_1519.jpg

それから数週間が経ち、薪ストーブ本体の設置となりましたlaugh

薪ストーブは、6輪台車に乗った例のホクスターです。

 

IMG_1521.jpg

350kgを超える重量ですが、専用台車のお陰で非常にスムースに搬入が出来ました!

 

IMG_1525.jpg

安全作業のため、吊り込みにはホイストを使用しましたwink

 

IMG_1535.jpg

出入りや高さを、ミリ単位で調整しますblush

 

IMG_1532.jpg

位置が決まると、アンカーを打ち足元を完全に固定します。

 

IMG_1541.JPG

設置が完了しました!

この後、内装の造作工事が進むと建築と一体化して行きますwink

 

IMG_1544.JPG

さて今回の設置工事には、ファイヤーワールド東京 (株)永和さんがお手伝いに来てくれましたsurprise

往復2,500kmを超える距離の移動をお疲れ様でした!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.03.16 ベストセラー薪ストーブ(その2)

福岡県筑紫野市の既設住宅で薪ストーブの設置を行いました!

 

IMG_5302.JPG

現場は、大規模リフォーム工事中ですblush

このコーナー部に薪ストーブを設置します。

 

IMG_7180.JPG

数か月後、内装仕上げが完了したタイミングで、弊社の煙突工事が始まります。

 

IMG_7185.JPG

小屋裏に防火区画を造作し、その中に煙突を下してきますblush

 

IMG_7189.JPG

このタイミングで薪ストーブ本体の搬入ですlaugh

今回もmorso 1126CBですね!

この薪ストーブ、根強い人気がありますwink

 

IMG_7191.JPG

リビングに搬入して・・・、

 

IMG_7192.JPG

床に仮置きします。

床は、土間仕上げなので特に炉床はありません。

 

IMG_7193.JPG

室内煙突(もちろん断熱二重煙突)を接続して、設置が完了ですyes

morso 1126CBは、大型の対流式モデルになりますが、可燃物までのメーカー離隔距離は

150mmと大変小さいのが特徴です。

今回の様な、木仕上げの壁にも安全に設置できますねwink

 

gammel_1124...

先代の1124が誕生したのは1977年。

 

IMG_7207.JPG

そして1982年、現行の morso 1126CBにモデルチェンジしました。

独特の存在感を持つ1126CB、今後も世界中のオーナーたちに末永く愛されることでしょう!

 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.03.05 ベストセラー薪ストーブ

福岡県八女市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!

 

IMG_6798.JPG

棟上げの翌日、一期工事として外部煙突と雨仕舞フラッシングを設置しました。

盆地の八女市は、茶所として全行的に有名ですねlaugh

 

IMG_8327.JPG

それから、数ヶ月が経ち室内工事も最終仕上げの段階です。

いよいよ二期工事、煙突を吊り下げてきますblush

 

IMG_8330.JPG

薪ストーブ本体を搬入します。

 

IMG_8335.JPG

無事に、炉台があるリビングルームに到着ですyes

 

IMG_8336.JPG

せーのッ!で下して、位置決めを行います。

それにしても立派な炉台ですblush

 

IMG_8338.JPG

遮熱壁の造作も完璧でクールな納まりですwink

気になって後日聞いてみると、なんとオーナー様ご自身で施工したそうですsurprise

しかも、お仕事は左官職人とのこと・・・。 納得!

 

IMG_8344.JPG

設置が完了した薪ストーブですが、ご存じの方も多いと思います。

デンマークはモルソー社のベストセラーモデル 1126CBです。

1982年頃、初代1126が生まれました。

初期型は、ガラス窓が無く鋳物製のドアでしたsurprise

1992年に現代のガラスドアタイプにモデルチェンジし以来、地味ですが

ず~っと売れ続けているベストセラーモデルです。

個人的には大好きな薪ストーブですよwink

ショールームに実演展示がございますので、気になる方は是非ご覧ください。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.02.17 リビングでキャンプファイヤー!?

福岡県久留米市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!

 

IMG_9237.JPG

時の頃は、まだまだ暑い去年の9月中旬、棟上げ直後の現場ですblush

現場監督さんに大工さんと瓦屋さん、更に煙突屋と現場はごった返しています!

 

IMG_9235.JPG

屋根貫通部の煙突と雨仕舞フラッシングを取付、後は瓦屋さんにお任せします。

 

IMG_0554.JPG

それから4ヶ月が過ぎ、現場は完成間近です。

室内の煙突工事と、薪ストーブ本体の設置ですlaugh

 

IMG_0556.JPG

大谷石で仕上げられた遮熱壁と炉台です。

煙突をオフセットし、炉台の中央に下してきます。

 

IMG_0558.JPG

ここでいよいよ薪ストーブ本体の搬入ですcheeky

 

IMG_0562.JPG

リビングルーム中央の炉台に到着です。

 

IMG_0567.JPG

炉台に仮置きし、細かい位置合わせを行います。

 

IMG_0569.JPG

残りの煙突を接続すると設置完了ですwink

 

IMG_1111.JPG

そして更に数週間後、火入れの日を迎えることになりましたlaugh

 

IMG_1112.JPG

薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社のF520です。

パノラマビューで炎を感じることが出来るデザインで、広く大きな3面ガラスからは、

まるでキャンプファイヤーの様に立体的な炎を楽しめますwink

環境性能もトップレベルで、厳しいヨーロッパの環境規格NS3058をクリアしていますyes

 

IMG_1115.JPG

薪ストーブの炉内温度が上がり通常運転になると、目視できる煙は出ていません。

環境や人に優しいキャンプファイヤーです!

庭の桜の古木が、開花の準備を始めていました。

 

さて、こちらの建築は只今オープンハウスとして3月31日まで見学が可能です。

ご来場には予約が必要ですので、詳しくは下記のところから予約してください。

ホームページ:http://www.mirai-kohboh.co.jp/tours/312

ご来場をお待ちしております。

 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.01.17 臨時休業のお知らせ!

急なお知らせですが、ファイヤーワールドグループ3年ぶりの新年会及び、研修のため

1月18日(水)より20日(金)までの3日間を臨時休業致します。

ご不便をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

さて、大型薪ストーブ運搬のため、専用の台車を製作してみました。

設計図は頭の中です。

 

IMG_0717.JPG

手配したそれぞれの材料を、現物合わせで加工して行きます。

先ずは、カットしたアングル材を熱して曲げますblush

 

IMG_0718.JPG

キレイにR25で曲がりましたcheeky

 

IMG_0719.JPG

これを台車のベースになる板に、裏面から溶接します。

 

IMG_0721.JPG

フレームが出来ましたlaugh

台車の上で作業しています(笑)

 

IMG_0740.JPG

車輪を取り付けるためのベースを溶接します。

 

IMG_0742.JPG

車輪を取付て見ましたblush

見ての通り6輪車ですsurprise

 

IMG_0744.JPG

ハンドルを取付ると、ほぼ完成です!

この時点で、押し引きに不具合が無いか確認しますyes

 

IMG_0748.JPG

塗装をして、板を貼ったら完成ですwink

しかし、台車だけで重量が50kgを超えましたsurprise

で、このヘビーデューティーな台車で何を運ぶかと言いますと・・・、

 

IMG_0749.JPG

もちろん薪ストーブです。

オッと、これではなく・・・、

 

IMG_0751.JPG

こちら、ドイツ製 ホクスター社の薪ストーブですblush

 

IMG_0752.JPG

ビルトインタイプの薪ストーブで、重量は約350kgですsurprise

コーナーに設置するために、二面ガラス仕様です。

多方面から美しい炎を楽しむことが出来ますねwink

 

IMG_0754.JPG

ドアの開閉は、ガラスを直接上下しますsurprise

バラストでバランスを取っているため、開閉がとても楽です。

 

IMG_0755.JPG

更には、ガラスの清掃やメンテナンス時、ガラスを手前に開くことが可能ですsurprise

非常に深く考えられて設計されており、感心しきりですyes

そんな、超重量級のホクスター、間もなく取付の予定です!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2023.01.11 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

 

さて年末の事ですが、熊本県阿蘇郡南小国町の既設住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!

 

IMG_0400.JPG

現場は、雪が残る標高700mの高地ですblush

 

IMG_0399.JPG

と、言うわけで先ずは除雪ですsurprise

 

IMG_0401.JPG

それから瓦の解体です。

天気は良いのですが、風が冷たく寒いッcrying

 

IMG_0407.JPG

煙突を固定し、雨仕舞フラッシングを取り付けると、仕上げは瓦の復旧ですwink

 

IMG_0408.JPG

室内にも煙突を下して来ますblush

 

IMG_0391.JPG

いよいよ薪ストーブの搬入です!

 

IMG_0396.JPG

リビングに到着!

薪ストーブは、デンマーク製ライス社のQ-TEE2です。

スクエアなデザインが、高い人気を誇るモダンデザインの薪ストーブです!

 

IMG_0418.JPG

この度、取っ手がマイナーチェンジを受け、使い易さが向上しましたyes

 

IMG_0417.JPG

広いガラス一杯に広がる炎が美しいQ-TEE2です!

今回は、フロアプレートがガラスですlaugh

モダンデザインの薪ストーブとの組み合わせには、クールな納まりが良くマッチしますwink

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2022.12.28 古民家再生

福岡県遠賀郡の既設住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました。

 

IMG_9354.JPG

これより大規模なリフォーム工事が始まりますblush

 

IMG_0318.JPG

後日、屋根瓦葺き換えのタイミングにあわせて、煙突工事を行います。

一旦全ての瓦を葺いた後に、弊社にて煙突周りの解体復旧工事を行いました。

 

IMG_0320.JPG

キレイに納まりましたyes

 

IMG_0480.JPG

室内にも煙突が下りてきました。

それにしても立派な梁組ですねえぇblush

 

IMG_0477.JPG

遮熱壁は、オーナー様手作りですwink

スチールの枠にケイカル板を二重に貼った構造です。

 

IMG_0484.JPG

薪ストーブ本体の搬入です。

 

IMG_0488.JPG

設置が完了した薪ストーブは、ご存じドイツ製 レダ社のアレグラ500です。

 

IMG_0492.JPG

はるばるドイツから海を渡って来た薪ストーブは、玄関を入った土間エリアに納まりましたyes

 

IMG_0490.JPG

室内の造作工事はもう少し時間が掛かりそうです。

 

IMG_0516.JPG

さて、錆付けをしていたクアルバに火が入りました!

 

IMG_0511.JPG

煙は極めて少なく、とても良く燃えてくれますlaugh

但し、火力の調整は煙突のダンパーで行う仕組みです。

従って、ダンパーを閉じてもやや燃え調子の様です。

アウトドア用のガーデンストーブとして面白いアイテムですyes

 

さて本日で、2022年の営業を終了致しました。

年始は、1月11日よりショールームの営業を致します。

本年もご拝読ありがとうございました、来年も宜しくお願い致します。

それでは、よいお年をお迎えください。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2022.12.22 アウトドア薪ストーブ

ファイヤーサイドが提案する、新しいコンセプトのアウトドア薪ストーブ、オランダ製 レニー社の

「クアルバ」が入荷しました!

 

IMG_0236.JPG

四面にガラスを持つスタイルは、全方位から炎を眺めることが出来るデザインですblush

 

IMG_0240.JPG

サイズも一般の薪ストーブと同じで、重量は110kgあります。

しかしながらこの薪ストーブ最大の特徴は、表面処理(塗装等)をしていない事ですsurprise

えッ!それじゃあ錆びるではありませんか!!

 

IMG_0364.JPG

そうです、錆びるのですcrying

 

IMG_0345.JPG

雨風に晒て錆させることで、キレイな安定錆を付着させます。

 

IMG_0372.JPG

素材に、コールテン鋼(耐候性鋼板)を使用することで、表面だけに酸化被膜を生成させ

それ以上に錆が進行しない仕組みです。

1970~80年代に、鉄橋や高層建築等に多く採用された素材です。

二週間ほど経ち、だいぶキレイな錆色が出てきましたblush

 

IMG_0363.jpg

先日は、黄砂が降ったり雪が積もったりしました。

煙突を含めて、全体的に錆で覆われたら完成ですyes

錆る前に火を入れるとまだらになったりするので、それまでは錆の生成を楽しみますwink

 

S3068_78055...

完成イメージです!

今後は、弊社ショールーム中庭に設置し、実演燃焼して行きますlaugh

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka