2010.12.15 現場紹介
佐賀県鳥栖市 Y邸の全工事を紹介します。
RC造の既存住宅に、煙突を壁出しで設置します。
先ずは、足場の仮設工事からです
煙突工事の前日までに、仮設工事を終わらせておきます。
コンクリート用ホールソー用いて、一気に直径210㎜の穴明けを行います。
鉄筋も同時にカットするので、建築の構造に負担をかけないポイントを探しての穴明け作業です。
いよいよ、煙突の取り付けです。
重量がある断熱二重煙突を壁沿いにしっかりと固定していきます。
断熱二重煙突は、外気に曝されても煙突内部の排気温度を高温のままに保ちます。
そうする事で上昇気流を発生(ドラフト効果)させ、気密型薪ストーブの二次燃焼を機能させます。
薪ストーブは デンマーク製 SCAN社 の CI-10GL CB です。
「デニッシュ・モダン」 と、言われる同社の代表的なモダンタイプ薪ストーブです。
対流式ストーブなので、家具や家電品にある程度近づけて設置する事ができます。
さあ!ご近所のお友達も一緒に火入れ式です
ご主人、早朝よりお待たせ致しました。
朝から施工を開始して、夕方には火入れをする事ができます。
モダンな建築にはモダンタイプの薪ストーブが良く似合います