2010.12.20 現場紹介
長崎県平戸市 K邸 のご紹介です。
平戸市は九州でも西に位置し、暖流に囲まれた温暖な気候の島です。
古くから捕鯨が盛んで、島と本土の狭い水道に鯨が入ってくると一斉に小船で漕ぎ出し、
漁を行い解体までしていたと、ご主人から伺いました。
海が見下ろせる現場の近くには、そんな網元の史跡があるそうです。
さて工事の方は、ご新築の住宅にチムニートップタイプの煙突と薪ストーブを一度に取り付ける全工事です。
煙突固定用の下地金具を、煙突囲いの構造部にしっかりと取り付けます。
鉛直を出し、高さを決めたらこちらもしっかりと固定します。
更に、フラッシング固定用のベースを取り付けます。
フラッシング、ストームカーラー、丸トップを取り付けると、煙突の雨仕舞が完了です
必要且つ十分な高さがある断熱二重煙突は、煙道内に十分なドラフトを発生させ大変良い仕事をしてくれます。
後日、あらためて取り扱い説明のために伺いました。
待ちに待った火入れの日、ご主人の笑顔から嬉しさが伺えます。
そしてそのお顔をみて私も嬉しくなる瞬間です
薪ストーブは ダッチウェスト エンライトミディアム FA248 です。
190kgを超える重量から、存在感があふれる重厚な薪ストーブです。
これから家族の一員として、末永くご家族を暖め続けてくれるでしょう