2016.04.05 薪ストーブクッキング!

各地から届く桜の開花ニュースが、薪ストーブシーズンの終わりも告げていますcrying

 

DSCN0271.JPG

いえいえ、そんな事はありません!

主暖房としての役目が終わったこれからの時期は、クッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか!?

と、言う訳で、簡単なのに本格的な薪ストーブクッキングをご紹介致しますlaugh

使用する薪ストーブは、ご存じ SCAN社 アンデルセン8 です。

 

DSCN0273.JPG

先ずは、薪ストーブの炉内を使ったオーブン料理です!

クッキングスタンドと10インチのダッチオーブンが良い仕事をしてくれます。yes

 

DSCN0277.JPG

肉屋さんで調達した丸鶏を、野菜と一緒にダッチオーブンの中に詰め込みますblush

背中が焦げない様にセロリを敷き詰め、チンしたジャガイモやニンニクを入れのがポイントです。

お腹の中にもニンニクやニンジンをたっぷり詰め込みます!

 

DSCN0290.JPG

火の加減は、170~190℃がベスト!

200℃を超えると、中に十分な火が通る前に、表面が焦げてしまいます。

 

DSCN0289.JPG

そして何よりも大事なのは、下より上からの熱を強くすることですsurprise

待つこと70分・・・、

 

DSCN0298.JPG

パリッと焼けた鶏の丸焼きができましたcheeky

 

DSCN0302.JPG

お次は、こんな便利グッツを使ってピザを焼いてみます!

もちろん、クッキングスタンドとピザパンの組み合わせでも大丈夫です!

 

DSCN0306.JPG

中身は市販の冷凍ピザなのですが、水分が飛んで実にパリッと焼けましたyes

こちらの所要時間は、1~2分程ですsurprise

直火なので、燃えない様によく見ておかなくてはいけません!

炉内を使ったクッキングは、どんな薪ストーブでもできますwink

大きな暖房が要らなくなったこのシーズン、薪ストーブの楽しみ方を広げてみて下さい!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.04.01 生産終了(涙)

大分県中津市の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました!

鳥の唐揚げが美味しくて有名な町ですlaugh

 

DSCN9824.JPG

日ごろの行いが良いのか、天候に恵まれましたwink

先ずは瓦の解体です!

 

DSCN9831.JPG

室内からは、天井に穴を開けて防火区画の造作を行いますblush

 

DSCN9832.JPG

小屋裏内は意外に混雑しており、梁や母屋・火打ち・配管を避けて煙突の位置を決める必要がありますsurprise

 

DSCN9843.JPG

安全上、断熱二重煙突は当然ですが、小屋裏に煙突が露出しない様に煙突囲いを造作するのですyes

 

DSCN9845.JPG

煙突の位置が決まったところで完全に固定します!

 

DSCN9848.JPG

雨仕舞いフラッシングを取り付け・・・、

 

DSCN9858.JPG

瓦を復旧すれば、屋根の雨仕舞いが完了ですwink

 

DSCN9838.JPG

ここで薪ストーブの搬入ですが・・・君、邪魔ですblush

 

DSCN9839.JPG

何か、お手伝いしたいのは伝わって来るのですが・・・indecision 君には無理かも。

 

DSCN9855.JPG

無事に搬入も終わり、室内煙突を接続すると設置が完了です!

 

DSCN9861.JPG

その日の内に取り扱い説明を終え、火入れを行いましたyes

さて、設置した対流式薪ストーブの代表的人気モデル SCAN社 アンデルセン8 ですが、なんとblush

本年をもって生産の終了が決定しましたsurprise

そして、大型モデルのアンデルセン10も同じく生産終了となります。

ご注文は、5月末までの予約受付けとなります!

ご検討中のお客様は、是非お早めのご決断をお勧め致します!!

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.03.30 開花しました!

ちらほらと花便りが届いていますが、ファイヤーワールド福岡の桜も開花しましたlaugh

 

DSCN0246.JPG

今年も無事に咲いてくれました!

これは、二日前の様子ですblush

 

 

DSCN0266.JPG

そしてこれは、本日の様子です!

お陰様で、移転して二年目の春を迎えましたwink

 

DSCN0254.JPG

ショールームより徒歩1分のところにある国指定史跡「日拝塚」の桜は、すでに8部咲きといったところsurprise

住宅街にあるので知る人も少ないお花見の穴場です!

福岡では週末に見頃をむかえます。

これから桜前線が北上し、やがて北海道に到達するでしょう。

是非、ファイヤーワールド函館の開花情報をお待ちしておりますyes 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.03.16 中学校に薪ストーブ!

長崎県対馬市の既設中学校で、薪ストーブの設置工事を行いました!

 

DSCN0055.JPG

出発の前日、積み込み前の様子をショールームでパチリ!

そうなんです、今回は2台を同時に設置するのですsurprise

そんな薪ストーブは、デンマーク製 モルソー社の 7110CB 。

本体の側面には、バイキングのルーン文字に良く登場する「セント・ヨハネ・シールド」と呼ばれる魔よけの

シンボルマークがデザインされています。

 

DSCN0060.JPG

さて深夜の博多港、これより対馬行きのフェリーで、4時間半の船旅です。

それにしても、最近は良くフェリーに乗っていますねlaugh

 

DSCN0064.JPG

翌朝、現場の対馬市立佐須中学校に到着です!

 

DSCN0069.JPG

早速、重機を使って薪ストーブ本体の搬入ですblush

クレーン玉掛けの資格、もちろん持っていますyes

 

DSCN0070.JPG

被服室のベランダより搬入した薪ストーブは、二台並んで・・・、

 

DSCN0075.JPG

土曜日で、生徒さん達が不在の廊下を進みます!

 

DSCN0065.JPG

すでに外部には、立派な足場が仮設されています!

 

DSCN0077.JPG

先ずは、その最上部でアンカーの打設作業を行います。

 

DSCN0080.JPG

軒先に段差があるため、予め製作していたブラケットで出幅の調整を行いますyes

 

DSCN0092.JPG

丸トップを取り付け、外部煙突の設置が完了ですwink 

 

DSCN0095.JPG

煙突は、2階のベランダより出て、3階を通過しています。

 

DSCN0110.JPG

煙突の貫通部は、ガラス窓をアルミ板に取り替えて対応ですblush

 

DSCN0114.JPG

無事に教室への設置が完了しましたlaugh

 

DSCN0101.JPG

さて、次の現場です!

こちらも予め、ガラス窓をアルミパネルに取り替えて煙突の貫通部を確保します。

 

DSCN0109.JPG

薪ストーブの設置場所は、やはり2階となります。

 

DSCN0115.JPG

この部屋は多目的室となっており、一部は図書室です。

 

DSCN0116.JPG

更に、この部屋は壁と天井が木仕上げとなっており、消防法はもちろん対馬市の火災予防条令を

クリアするため、やや複雑な煙突の取り回しとなりましたblush

 

DSCN0121.JPG 

ほど無くして、多目的室も設置が終わりました!

これで、土日の2日間を掛けた薪ストーブ工事が完了しましたyes

明日は早速、燃焼試験を兼ねた取り扱い説明ですsurprise

 

DSCN0133.JPG

さて、月曜日となりました。

ごく普通の教室に薪ストーブが設置されましたlaugh

これより発注者様の検査を受け、燃焼試験となります。

実際に、使用と管理を行う先生方達には、特に分かり易い取り扱い説明が必要です。

 

DSCN0149.JPG

各方面よりご質問を受け、ご納得(!?)を頂きましたlaugh

校長先生に火を入れてもらい、慣らし焚きがスタートです!

こちらは、新一年生の教室となります!

 

DSCN0169.JPG

多目的室では火入れ後、早速生徒さん達が集まって来ました!

興味深々ですねwink

それにしても、薪ストーブがある図書室なんて素敵過ぎます!

火と刃物を遠ざける昨今の教育方針の中、同校では薪造り等の体験学習を行っていくそうです。

自然と対話し、生きる力を養う事ができる素晴らしい取り組みだと私は思います。

 

DSCN0194.JPG

丸3日間の工程を無事に終え、博多港へ戻ることとなりました。

この場をお借りしまして、関係者の皆様にお礼を申し上げます。

 

発注:長崎県対馬市対馬市長

設計:対馬設計

施工:有限会社橘建設

 

 

 
薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.03.15 ケーキ屋さん?

ショールームの玄関と倉庫の出入り口に、庇を取り付けました!

 

DSCN9950.JPG

筆者がデザインし、テント屋さんに発注して約10日。

 

DSCN9951.JPG

出入り口の雨掛りを少なくするのが、目的だったのですが・・・、

 

DSCN9956.JPG

あまりにも可愛いらしくなってしまい・・・、

 

DSCN9963.JPG

通り掛りの人からは「ここはケーキ屋さんですか」と、尋ねられてしまう始末。

 

DSCN9960.JPG

ケーキを焼いたりはしますが、決してケーキ屋さんではありませんので悪しからずcool

その他   投稿者 : mnonaka

2016.03.14 薪ストーブクッキング

薪ストーブユーザー(特に男性)の皆さま、本日はホワイトデーでございますsurprise

パートナーへ、日ごろの感謝の気持ちを込めて、手軽できる薪ストーブクッキングを実践してみました!

(何を余計な事をやってくれたんだ!!)

 

DSCN0474.JPG

と、言いますのも、ショールームのご近所さんから庭木の 甘夏を沢山頂いたのがきっかけですblush

なにか美味しく調理できないかなと、考えたあげくにピールを作ってみることにしました!

 

DSCN0202.JPG

使うのは甘夏の皮だけ。

身はジュースにして飲みましたyes

 

DSCN0203.JPG

三温糖を適量入れ、薪ストーブ(morso1448)の上で・・・、

 

DSCN0460.JPG

途中アンコールに乗せたり・・・、コトコト煮ること約5時間。

 

DSCN0461.JPG

立派なピールが出来上がりましたwink  

 

DSCN0462.JPG

ついでにラム酒とグラニュー糖をまぶして、オレンジピールを作ってみました。

ウォーミングシェルフで乾燥させれば出来上がりです!

 

DSCN0463.JPG

さて、今回の本命はここから!

ケーキ作りにエスカレートsurprise 無塩バターを卵でといて・・・、

 

DSCN0469.JPG

砂糖とラムレーズン、細かく刻んだピールを加え・・・、

 

DSCN0470.JPG

オーブンで焼くこと40分! なんと、美味しそうなフルーツケーキが焼けましたcheeky

ラム酒を塗って、冷蔵庫で冷やすと更に美味しく化けます!

 

IMG_5560.JPG

初めて作った割には上出来の味でしたangel

九州では、薪ストーブシーズンもそろそろ終盤。

炉内をオーブンとして使ったり、最大出力を出さなくても良くなってきた薪ストーブの楽しみかたですyes

その他   投稿者 : mnonaka

2016.03.11 3.11を向かえて

東日本大震災発生より、今日で5年が経ちました。

5年と言う時間は平等に過ぎ去って行きますが、感じ方は人それぞれだと思います。

特に被災した方々は、日々の不安定な生活の中で大変な苦労を強いられ、時間の経過を

長く感じていることと思います。

幸い、九州地方では地震の影響もほとんど無く、仕事も生活も変わることなく続けてくる事ができました。

そんな九州から筆者のできることと言えば、被災地に思いを馳せ復興を望むこと位です。

ただその様な中、一冊の気になる本に目がとまりました。

 

DSCN0198.JPG

東北学院大学の学生達が、卒論にまとめた震災の記録プロジェクトを本にしたものですblush

この本では、タブー視されがちな「死者」に対して、震災の当事者達はどう向き合わなければなかったかを

明らかにしています。

特に「霊性」と言う、一般的には捉えることが難しいテーマを、多方面より考察しています。

物理的な復興は、ニュースを見れば知る事ができるでしょう。

しかしこの本には、報道では知ることができない震災の当事者達の心の情動が記録されています。

学生達による、膨大なフィールドワークから導き出された考察には、説得力がありました。

最近、ハマッた一冊です!

これから5年、10年と続いて行くであろう物理的な復興事業。

しかし今後は、被災した方々の「心の復興」に光をあてて行くことが大事でしょう、きっと!!

 

以上、番外編でしたwink 

その他   投稿者 : mnonaka

2016.03.09 春の気配(その2)

福岡県福岡市の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました!

 

DSCN9981.JPG

現場には、市営渡船のフェリーで向かいますblush

 

DSCN0034.JPG

そうなんです、行き先は博多湾に浮かぶ小さな島、能古島なのですlaugh

 

DSCN0042.JPG

春の陽気に恵まれたこの日、セーリングを楽しむヨットを何杯か見かけました。

 

DSCN9991.JPG

そして、わずか10分で島に到着!

日常の交通手段となっており、徒歩や自転車のお客さんと下船ですblush

 

DSCN9994.JPG

さて、現場に到着です。

今回は、煙突を壁出しにするため、もともとあった穴を利用してメガネ石を壁の中に納めます。

 

DSCN9999.JPG

メガネ石が、所定の場所に固定されました。

 

DSCN0001.JPG

外部では、壁面に煙突固定用のブラケットを取り付けます。

 

DSCN0005.JPG

外壁より、断熱二重煙突を差し込み・・・、

 

DSCN0009.JPG

雨仕舞い丸トップを取り付けたら、外部煙突が完成です!

 

DSCN0016.JPG

さあ、薪ストーブの搬入ですが、設置場所は2階のリビングルームですsurprise

手持ちで階段を上がるしかないので、可能な限り部品を取り外し、軽量化に努めていますcrying

 

DSCN0020.JPG

リビングに到着!

 

DSCN0025.JPG

外装パネルを組み付け、煙突と接続すれば、設置が完了です!

薪ストーブは、デンマーク製 スキャン社 アンデルセン10 です。

大型の対流式ストーブで、大きな窓からは美しい炎を見る事ができますwink

 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.03.03 春の気配

ある晴れた日曜日、福岡市近郊の島へ、現場の下見に行きました!

 

DSCN0141.JPG

乗船する船が入港してきましたblush

 

DSCN0143.JPG

早朝と言うこともあり、乗船した車両は私のバイクのみsurprise

オーナー様より「車よりフェリー料金が安いし、島内も狭いのでバイクが良いですよ!」と、言うアドバイスを

頂いていたのでしたyes

 

DSCN0145.JPG

春の博多湾はとても穏やかですlaugh

 

DSCN0162.JPG

港に到着すると、なんとオーナー様がバイクでお出迎え!

現場まで、ショートツーリング気分ですcool

ヘルメットがお揃でした(笑)!

 

DSCN0153.JPG

薪ストーブの設置場所は2階南側!

しかも、屋根材はチタン鋼板のため特殊な納まりで穴を開けることができませんsurprise

そのため煙突を壁から出すのですが、照明灯具や何かの支柱が邪魔になりそうです・・・sad

でも、なんとかなるでしょうwink

 

DSCN0165.JPG

調査終了後、フェリーの時間に合わせて島内を一周しました。

島の北端から望むと、博多湾とその向こうに玄界灘が広がっているのが見えます。

島内の公園では、春を知らせる水仙の花が見ごろですlaugh

福岡の方なら、ここは何と言う島かもうお分かりですよねwink 

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

2016.02.27 福岡より梅便り

福岡県太宰府市の新築住宅で薪ストーブの設置を行いました!

 

L1041545.JPG

現場にほど近い太宰府天満宮の境内には、見事に花をつけた梅を見ることができますlaugh

右の奥、白い花が有名な「飛び梅」です!

 

DSCN9690.JPG

さて、現場では・・・、内装工事が終わったタイミングで、室内煙突の取り付けですblush

 

DSCN9694.JPG

2階の天井より室内煙突を接続して行きます。

 

DSCN9695.JPG

1階の炉台まで煙突が下りて来ましたblush

なんとこの炉台、オーナー様がセルフビルドしたものですsurprise

 

DSCN9698.JPG

台車に乗った薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社 F3です。

 

DSCN9700.JPG

炉台まで台車に乗って到着ですlaugh

 

DSCN9701.JPG

比較的軽量な薪ストーブ(124kg)なので、せーのッ!の掛け声で、台車から下ろしますyes

 

DSCN9704.JPG

朝から、設置の瞬間を待ち構えていたオーナー様により、無事に火が入りましたwink

我々も、一番ほっとする瞬間でもあります。

春の訪れとともに、薪ストーブシーズンも終盤となってきましたcrying

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka