長崎県対馬市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
午前0時の博多港です これより対馬に向けて出港です!
因みに、対馬港の入港時刻は午前4時40分 5時間弱の船旅です。
港から、20分程の距離にある現場に到着です。
今回、一期工事は建築工事として完了しています。
平屋建てですが、天井がとても高い設計です
設置する薪ストーブは、あのアンデルセン8です
惜しまれつつも生産が終了したモデルですが、弊社在庫の商品をお買い上げ頂きました!
設置完了です
そのまま取り扱い説明を行い、火入れも無事に終わりました
さて午後からは、島内にある林業整備・再生事業施設の見学です
30分程移動して、対馬木材事業協同組合に伺いました。
こちらでは、製紙用パルプの原料となるチップを生産しています。
重機によって投入された木材は、こちらのバーカーで皮を剥かれます
そしてその先にあるのは、回転刃で原木を裁断するチッパーです
円盤状に並んだ刃が高速で回転し、直径50cm位までの原木を一瞬でチップ化します!
チップは選別を経て、ヤードに一時ストックされます。
一定量がストックされると、ヤードに接岸された貨物船に積み込みます。
一隻あたり800ton程を積載し、出荷しているそうです。
ところで、場内のあちらこちらに気になるものが・・・
こちらの事業協同組合では、今年より薪ストーブ用の薪の生産を試みているそうです!
まだ商品化には至っていないそうですが、島内や近県の薪ストーブオーナーさんには
耳寄りな情報ですね
対馬は、九州と朝鮮半島の間に浮かぶ、南北70kmの島です。
古くは、鎌倉時代において元寇(モンゴル帝国と高麗の連合軍)の侵攻を受け、太宰府占領
作戦の駐留基地となりました。
地形は平地が少なく、そのほとんどは山地で、森林資源に恵まれているのが特徴です。
もちろん島の周辺は良い漁場で、水産資源も豊富です。
離島とはいえ、福岡からは飛行機で25分、高速船で2時間の比較的近い距離です。
夕刻、全てのスケジュールが予定通りに終わり、博多へ向けて帰途につきました