秋も深まり、間もなく薪ストーブシーズンが到来します
しかしその前に、メンテンスはできていますか?
薪ストーブ本来のパフォーマンスを維持すること、と煙道内火災の防止のために
シーズン前のメンテナンスは必須です!
こちらは7年前、福岡県北九州市の住宅に設置したF400です。
毎年メンテナンスのご依頼を頂いているのですが、毎回こんな状態になります
塗装は剥げ、錆も深く浸透いています・・・。
ガラスも・・・、
アッシュリップも・・・。
さて、なかなか手ごわそうですが錆落としから始めます。
ガリガリ行きます!
こちらもかなりヒドイ状態
灰や煤で曇ってしまい、透明感ゼロのガラスもクリナーで磨きます。
ドアを塗装し、ガラスを取付ます。
ファイバーロープは去年取り換えたので、まだまだ使用できます。
全体を塗装して組み立てたら完成です
(しかし来年の今頃には、錆だらけになってるんだろうなぁ・・・。)
薪ストーブ本体がこの様な状態ですので、煙突のコンディションも言わずもがなです。
しっかりブラシを通して、メンテナンスが完了です。
尚、今回のメンテナンスで交換した部品はありません。
1年でここまで酷使するヘビーユーザー様は珍しいのですが、F400はメンテナンス性が良く
部品も豊富なので、安心してお使い頂けるのが私としては嬉しい限りです
メンテナンスはユーザー様ご自身でもできますが、メーカーや機種によっては構造が複雑で
専用の工具が必要なモデルもあります。
また、好きが高じて必要が無い部位まで分解して、救援を求められる場合があります。
分解する過程で部品それぞれのコンディションを判断しているので、無理に進めず最初から
お任せ頂けると確実です。
煙道内火災を防止し、薪ストーブ本来の性能を維持することがメンテナンスの目的です。
ご自身でも、プロに依頼しても構いませんので、シーズン前のメンテナンスは「必ず実行」を
お願い致します。