自粛解除を待ち、遅れてスタートした今期のメンテナンスシーズンです。
待ちかねた多数のユーザー様よりご依頼を頂き、毎日メンテナンスに飛び回っています
さてその様な中、設置工事も再開です!
現場は、福岡県久留米市の既設住宅です。
壁にメガネ石を埋め込み、床は防火区画が造作済ですね
そうです、ここは2階です
煙突は、ここを起点に壁から外へ、2階の床から1階のリビングへ伸びて行きます。
屋根には、既にソーラーパネルが設置されており、煙突は壁貫通後に軒を避けて
上に伸ばします
弊社オリジナルのシースルー化粧板を天井と床に取付け、1階リビングの暖気を効率良く
2階の部屋に上げます!
吹き抜けが無い構造の建築で、ほぼ全館暖房を可能にします
薪ストーブ本体の搬入です。
デンマーク製ヨツール社の定番モデル、F400SEです!
取っ手がクロムメッキのブルーブラックカラーです
寒くなった頃に、火入れと取り扱い説明に伺います!
今回の工事は、梅雨の直前に行うことができてギリギリセーフでした
ファイヤーワールド福岡では、新型コロナウイルス拡散防止のために休止しておりました、
メンテナンスや工事を再開しました!
先ずは、大分県由布市の湯布院にある、和風創作ダイニング「樹」です。
10年程前に設置した、エントランスの暖炉フードの清掃です
養生をして清掃開始です!
屋根に上って煙突の上部よりブラシを入れます。
雨仕舞丸トップの塗装が痛んでいますねぇ
この日は快晴!
後ろに由布岳がクッキリと見えます
清掃と補修塗装を終え、屋根上の作業が完了しました
落ちてきた煤は、燃え残った煙が結露してできた可燃物です。
煙道内に残して置くととても危険です
オープン暖炉は二次燃焼機能が無いので、薪ストーブより煤の生成量が多めです。
最後に煙突の鉛直を調整し、メンテナンスが完了しました
春は、新年度に合わせてご新築の竣工が多い時期です!
その竣工の工程に合わせて、薪ストーブの設置を行います。
今回設置する薪ストーブは、デンマーク製 ライス社 Q-TEE2C UC です
使い易さと、美しい炎、そして何より世界で最も厳しい環境基準をトップでクリア
しているモデルです
今回の現場は、福岡県新宮町の新築住宅です。
そして設置する場所は、リビングとダイニングの間で、キッチンを背中に向けた位置です。
煙突は、真上の部屋の床を貫通します。
二階より見下ろすとこんな感じで、キッチンカウンターが見えます
何故か、床には丸い穴が・・・。
見上げると、防火区画上部の二階床だけが丸い穴です
実はこれ、ドア横の動線上に床化粧板の角を出したくないと言うオーナー様の
リクエストにお応えしたものです
引き戸のラインにキッチリと合わせてカットしており、特注のため
とてもキレイに納まりました
さて、薪ストーブ本体の搬入です。
更に、背面の壁に特注のヒートプロテクターパネルを取り付けます。
ヒートプロテクターパネルを取付、煙突を接続して設置工事が完了です!
当然ですが、パネルの上部には通気のための穴を開けています
画して、設計通りに美しく納まりました(自画自賛)
福岡県八女市の古民家で、リフォーム工事に合わせて薪ストーブの設置を
行いました!
現場は、静かな山村にあります。
雨仕舞は、トタンで保護した茅葺屋根とチムニーフラッシングの組み合わせです
屋根勾配は11寸
実に48°あり、見上げるともはや壁です!
小屋裏に上がると、屋根の内部を見ることができます。
杉の丸太を梁に、竹を荒縄で固定している様子が良く分ります
更に、茅を葺き荒縄で編んでいます。
先人たちが知恵を絞り、地元で手に入る材料を組み合わせて建てた民家です
煤けた古材に、歴史を感じます。
さて内装工事も終盤、炉台に運び込まれたのは ノルウェー製 ヨツール社 F500です。
ドアに格子の装飾が無いSEモデルで、ブルーブラックのエナメルカラーです。
最近は、格子があるレギュラーモデルと悩まれるお客様が多くいらっしゃいます。
そんな時は、どちらのモデルも展示がある弊社ショールームにお越しください!
早くも桜が開花していました!
まだ、二分咲きと言ったところですが、山里に春が来たようですね
福岡県福岡市の新築医院に薪ストーブを設置しました!
現場は、この2月にオープンした透析専門のクリニックです
そのロビーに薪ストーブを設置します。
本体は、デンマーク製 ライス社のトップモデル Q-20です!
とても背が高く、1.3メートルもあります。
いつもの台車に乗せると1.8メートルを超え、不安定なうえにトラックの
荷台にも入りません
そのために、超低床の台車を造ってみました
そして出来上がったのが、地上から床高さ80ミリの専用台車です
これで、安心してロビー玄関より搬入ができます。
炉台は、一面に大谷石を貼った落ち着いた雰囲気です。
室内煙突を接続し設置工事が完了です!
ル・コルビュジエのLC5(ひじ掛けが無いタイプ)に囲まれた、
癒しの空間ができあがりました!
透析を受ける患者様は、長い時間をクリニック内で過ごすことになります。
そんな時、少しでも心癒される雰囲気を提供できたらと言う院長先生のコンセプトが
あります(きっと)
薪ストーブに、そんなお手伝いができれば本望ですね
山口県下関市の既設住宅へ、工事に行ってきました!
九州道を1時間ほど走り、関門橋を渡れば本州です
現場は、築70年程の古民家です。
和室の押し入れを改築して、炉台を造作します。
更に、屋根瓦を葺き替えるタイミングで煙突工事をおこないました
小屋裏には防火区画を造作します。
瓦用のフラッシングは、より信頼が高いモノに進化しています
炉台も、遮熱壁が出来上がりました。
ここで薪ストーブの搬入です!
但し、搬入経路が長いのです
一旦坂を下り・・・、
玄関までのアプローチを上ると・・・、
玄関が見えてきました
廊下を抜けた二間続きの和室の先にある・・・、
黒御影で仕上げた炉台に着地です
そして火が入った薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社 F500SEです
格子が無いドアのデザインは、炎が良く見えるので人気が高いモデルです!
福岡県久留米市の新築住宅で、二期工事を行いました!
一期工事の様子です
構造との干渉を避けるため、煙突を天井内でオフセットしています。
もちろん煙突は天井内に露出させることはなく、防火区画で覆います。
それから数ヶ月が経ち、内装が仕上がりました!
見えるところは、石と土と木とガラスで構成されています
そこに金属が加わります
薪ストーブの搬入です!
背面はガラスで床は石のため、特別な炉台はありません。
薪ストーブは、ベルギー製 ネスターマーティン社 C33です。
室内煙突と接続して、設置工事が完了しました!
非常に美しいむくり屋根の平屋建築です
伝統的な建築様式に機能的なトップライト、その隣に煙突が頭を出しています。
福岡県筑紫野市の新築住宅で、薪ストーブ工事を行いました!
煙突のスタイルは、角トップです
弊社角トップのルーバーには、防鳥アミを標準で装備しています
スタイリッシュな角トップが完成しました
さて、薪ストーブの搬入ですが、タイミングが外構工事と合ってしまい
台車でオフロードを走行します
玄関から入り、廊下の先のリビングに到着です。
設置した薪ストーブは、デンマーク製 ライス社 Q-TEE2C US です!
後日、火入れを行いました
世界の国や地域には、薪ストーブの排気煙量を定める厳しい基準があります。
残念ながら日本には存在しないため、ホームセンター等で売られる焼却炉に
近い薪ストーブの様なモノも、使用することができます。
(諸外国では、販売も使用も法律で禁止されています。)
その様な中、薪ストーブ先進国の各メーカーでは、クリーン燃焼の開発に懸命に
取り組んでいます。
中でも、今回設置したモデルは、世界で最も厳しいアメリカ環境保護庁(EPA)
が定める基準をトップでクリアしている薪ストーブです。
全体に丸みを帯びたモダンなスタイルもさる事ながら、取っ手などの細かい
デティールにメーカーの造形に対するこだわりを感じます
環境性能良し、スタイル良し、コストパフォーマンス良しと、三拍子そろった
薪ストーブです
1月も後半ですが、新年おめでとうございます。
さて本日、大分県日田市で、年末に設置工事を行った現場の取り扱い説明を行いました!
今回は古式にのっとり、オーナー様主催により火入れの神事がとり行われました。
お供え物が揃い、準備完了です
厳かな雰囲気のなか、神事は進みます。
そもそも火入れ式なるものは、日本独特なものと思います。
これは、古来からの火を敬う日本人の心を象徴したもので、
八百万の神を鎮め、災いを退け、家内安全を願うものです。
画して、お祓いが無事に終了し火が入った薪ストーブは アンコールです
以下は、設置時のレポートです。
一期工事が完了したのは、未だ夏の暑さ残る10月の上旬
母屋と2階のバルコニーを避けるために、室内の煙突を3Dで曲げる設計です
曲がって下りてきました!
ブラケットが付くまでは、バカ棒に支えてもらいます
見上げるとこんな感じです
ここでアンコール本体の搬入です!
煙突を接続して設置が完了しました
実はこちらの住宅、10年程前に設置したお客様のご子息邸です
ご実家には、アンコール エバーバーン(懐かしい)を設置しました。
立派な社会人となられたご子息は、お互いの煙突が見える距離に新居を
建築されました。
幼少より薪ストーブの火が当たり前の生活を、心に刻まれているのです
弊社も、法人化して早11年となりました。
親子二世代に渡り、お客様とお付き合いできることに感慨深いものを感じます。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。