ファイヤーワールド福岡では、ショールーム実演機のメンテナンスを行いました!
シーズン中は、4台の薪ストーブを中心にデモ運転していました
機種により消費量は違いますが、1日約25kgの薪を使用して、1月で約600kg・・・、
1シーズン5ヶ月で3,000kgの薪を燃焼しました!
煙突はトータルで10mの長さがありますが、内部に付着していたススの量はこの程度
僅かに100cc程です!
欧米の基準で施工した薪ストーブに、良く乾燥した薪を使用した場合は、メンテナンスの負担を
大幅に減らしてくれ、システム全体の寿命を伸ばします
清掃前の丸トップの状態ですが、ススの付着はほとんどありません。
さあ、今はちょうどメンテナンスシーズンです!
ススの量にかかわらず、煙突掃除は年に1回必ず行って下さい
福岡県甘木市の新築住宅で、薪ストーブの設置を行いました!
美装工事も完了し、引越を直前に控えた現場です
一期工事で、天井内の煙突取り付けが完了しています。
断熱二重煙突は1m当たり約10kgの重量があります
専用金具を使用して、確実に固定します
薪ストーブ本体の搬入です
ヨツール社 F305 は、同社のモダンデザインを代表する薪ストーブです!
広い広いダイニングに、すっきりと納まりました!
新築にあたりキッチンや家具等は、最新のデザインを選びますよね。
薪ストーブも最新のデザインをお選び頂くと、インテリアとしてのバランスが整います
インテリアをトータルに考えると、薪ストーブの機種選びがより楽しくなるかも!!
13:00
午前中の作業で、用意した原木の全てが薪になりました
お腹も一杯になったところで、ちょっとしたゲームを行いました
制限時間内に、薪を一番高く積み上げたら勝ちという、薪積みゲームです!
先ずは子供の部!
大人の手助けは、運搬とアドバイスまで。
積み上げるのは、子供達の作業です
途中で倒れても、時間の限り再挑戦!
そして10分間の作業後、圧倒的な高さで優勝したのは、仲良し三兄弟のチームでした!
続いて大人の部がスタート!
やはり、制限時間は10分です
スピードと正確な積み方で、高さがぐんぐん伸びます
見事に優勝したのは、建築関係のお仕事をされているご夫婦チームです!
足元の補強と、絶妙なバランスが高さの秘訣でした
本日でき上がった薪は、参加者の皆さまにお持ち帰り頂きました。
14:30
バケツリレーならぬ薪リレーで、スムースに薪の積み込みが進みます!
今日体験した事を、これからの薪作りの目安にして頂ければ幸いです。
薪は、自作できる最も身近なエネルギー源です。
作るのは決して楽ではありませんが、最近はそのプロセスを楽しんでいる薪ストーブユーザー
さんが増えてきているのは確かです。
薪ストーブは、そもそも手間が掛るアナログな暖房器具です。
しかし、そんな薪ストーブに魅力を感じるユーザーさん達は、関わる時間や手間さえも積極的に
楽しんでいるのです!
これからも、薪ストーブに魅力を感じる方々のお手伝いをさせて頂きます
最後になりましたが、2017年度薪作り体験会が事故も無く、無事に終了した事を、この場を
借りて参加者の皆さまやお手伝いを頂いた方々へお礼申し上げます。
熊本県小国町で、薪作り体験会を開催致しました!
8:00
今年も、早朝より40名以上のご参加を頂きました
8:30
会場には、クヌギの原木と玉切り済みのもの、合わせて5トン程を準備しました
先ずは、プロによる玉切りのパフォーマンスです!
次の原木をウマの上にセット!
普段よりチェーンソーを使っている方はもちろん、
全く初めての方や、
難しい切り方も、有資格者が手取り足取り教えます
チェーンソーを操のは、大人だけではありません
中学生の彼は、日常的に薪作りでお母さんのお手伝いをしているそうです
小学生の彼も、お父さんのサポートを受けながら、正しい道具の使い方を学びます。
「危ないから、さわってはダメ!」の真逆ですね
薪ストーブのユーザーさんのお子さん達は、幼いころから火や刃物に触れる機会が
多くあるので、自立心がより早く養われるというデータもあります。
さて、チェーンソー作業のなかでも人気だったのが、刃の研ぎ方講習です
理屈が分からず、我流で研いでいる方も多いようですが、やはりプロから習うのが確実です!
玉切り作業が終わると、次は薪割り作業です。
薪割り機は、あると100人力です!
今回は、2種類のエンジン薪割り機をご用意しました。
カップルやご夫婦の、息が合った作業が進みます。
兄弟や親子でも、コツをつかめば安全に作業が進みます
2台の薪割り機のエンジン音が響く中、油圧レバーを操作するお母さんに抱かれて眠る
0才児
君は、きっと大物になります(笑)!
もちろん、斧を使った薪割りが基本です!
お見事!
息子は、あこがれの父さんの真似をしながら大きくなるのです
子供達に人気の薪割りアイティムが、ハンマーで叩く・・・、
キンドリング クランカーです
刃物を直接触らなくて良いので、小さな女の子にも抵抗がありません
11:30
手が空いた奥様達に、おにぎりをにぎって頂きました。
合鴨農法で作ったお米です!
12:00
さて、お昼の時間になりました!
作業の後、晴天の芝生の上で頂くBBQ
これ以上のシュチエーションはありませんね
一期工事から2ヶ月程が経ちました。
内装工事も完了し、いよいよ薪ストーブの搬入の日を迎えました!
玄関横には土間があり、縁に腰かければ近所の方とのコミュニケーションスペースです
そんな土間を通過して・・・、
設置が完了した薪ストーブは、デンマーク製 ヒタ社 45H です!
ウォールナットの床に、黒一色のストーブシステムが一体感を生んでいます
引き続き、取り扱い説明と火入れを行いました!
実は、今回のお客様は佐賀大学の先生です
集まってくれたゼミの学生さん達が見守る中、先生に着火をして頂きました!
先生のゼミである、都市工学専攻地域生活空間研究室と設計事務所が一体となり、
旧長崎街道沿いにある築100年の民家を、耐震や設備の更新を行い、住み家に再生
しようと言うプロジェクトでした!
もちろん、これから先生はこちらにお住まいになりますので、研究の成果が実証できますね
次の世代へ、100年先が見えてきました
*煙突は全て断熱二重煙突を使用しています。煙突表面からの熱漏れは最小限に抑えられて
います。
計画設計:鈴山弘祐(ie 工房 弘祐)
後藤隆太郎(佐賀大学都市工学専攻地域生活空間学研究室)
構造設計:川崎構造設計
建築工事:深村建設
佐賀県佐賀市の古民家に、薪ストーブを設置しました!
リノベーションが進む現場です
煙突の位置出しを行い、天井内に防火区画を造作します。
屋根からも、瓦の解体に取り掛かります。
野地や瓦は新しく葺き替えたばかりで、屋根は新築と同じです。
それでも、再利用できる垂木などの部材は極力残しています
煙突を固定して、雨仕舞い金物を取り付けます。
瓦を復旧して、外部の雨仕舞いが完了です
室内も煙突の取り付けが完了し、薪ストーブ本体の設置に備えます
それにしても、立派な梁組や欄間が見えますね
内装の仕上げには、まだまだ時間が掛りそうです・・・。
なにせ、お座敷には自動カンナ機が持ち込まれ、現場合わせで部材を切り出しているのです
梁の上には「大正五年七月吉日」の文字が読み取れます
なんと、今年で築101年です!
時間とコストを掛ける価値がある古民家なのですね
佐賀県玄海町の既設住宅で、一期工事をおこないました。
既設の住宅と納屋を連結して生まれる空間が、薪ストーブのエリアとなります。
奥の開口はトップライト用、手前が煙突用です
良い所に破風が・・・!
煙突トップにフタをして、一期工事はここまでです
さて煙突の隣には、鏝絵(こてえ)があります
鏝絵とは塗り壁の材料を使い立体的に造形されたもので、絵心がある左官屋の粋な作品です。
モチーフは恵比寿様と大黒様で、いずれも繁栄と富を願って描かれています。
こう言う、伝統的な建築装飾に出会えるのも楽しいものです
数か月の後、瓦も葺きあがりました。
垂木に取り付ける特注のブラケットを使用して、外部の煙突工事が完成です!
トップライトから、いつも煙の様子が見れるのも面白いですね
薪ストーブ本体は、玄関から搬入です。
設置が完了した薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社 F400 です
あえて説明が要らなくらい良い薪ストーブです。
取り扱い説明を行った後、古式に則った火入れ式です
オーナー様の手配により、神主様より執り行なって頂きました。
建築と儀式を重んじる伝統の中に、すっかりと溶け込んだノルウェー製の薪ストーブ!
不思議な感じがしますが、F400 のクラシックな佇まいが、良いバランスを生み出して
いるのでしょう
長崎県対馬市の新築住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
午前0時の博多港です これより対馬に向けて出港です!
因みに、対馬港の入港時刻は午前4時40分 5時間弱の船旅です。
港から、20分程の距離にある現場に到着です。
今回、一期工事は建築工事として完了しています。
平屋建てですが、天井がとても高い設計です
設置する薪ストーブは、あのアンデルセン8です
惜しまれつつも生産が終了したモデルですが、弊社在庫の商品をお買い上げ頂きました!
設置完了です
そのまま取り扱い説明を行い、火入れも無事に終わりました
さて午後からは、島内にある林業整備・再生事業施設の見学です
30分程移動して、対馬木材事業協同組合に伺いました。
こちらでは、製紙用パルプの原料となるチップを生産しています。
重機によって投入された木材は、こちらのバーカーで皮を剥かれます
そしてその先にあるのは、回転刃で原木を裁断するチッパーです
円盤状に並んだ刃が高速で回転し、直径50cm位までの原木を一瞬でチップ化します!
チップは選別を経て、ヤードに一時ストックされます。
一定量がストックされると、ヤードに接岸された貨物船に積み込みます。
一隻あたり800ton程を積載し、出荷しているそうです。
ところで、場内のあちらこちらに気になるものが・・・
こちらの事業協同組合では、今年より薪ストーブ用の薪の生産を試みているそうです!
まだ商品化には至っていないそうですが、島内や近県の薪ストーブオーナーさんには
耳寄りな情報ですね
対馬は、九州と朝鮮半島の間に浮かぶ、南北70kmの島です。
古くは、鎌倉時代において元寇(モンゴル帝国と高麗の連合軍)の侵攻を受け、太宰府占領
作戦の駐留基地となりました。
地形は平地が少なく、そのほとんどは山地で、森林資源に恵まれているのが特徴です。
もちろん島の周辺は良い漁場で、水産資源も豊富です。
離島とはいえ、福岡からは飛行機で25分、高速船で2時間の比較的近い距離です。
夕刻、全てのスケジュールが予定通りに終わり、博多へ向けて帰途につきました
離島の新築現場で、薪ストーブの全工事を行いました!
夜の博多港です
これからフェリーに乗り込み、向かう先は?
午前8:00、約10時間の乗船後、前方に島が見えてきました。
福江島です
長崎県五島列島の最南端に位置し、周囲を東シナ海に囲まれ、豊かな漁場に
さて現場は、港から5分ほどの距離に位置しており、下船早々に作業開始です
煙突囲の寸法は、図面通りにでき上がっています!
雨仕舞いはチムニーフラッシング仕様ですが、下地金物の隙間から木部が露出しています
このままではNGなので、大工さんに頼んで不燃材を取り付けてもらいます
天気は良いのですが、2月の洋上です。
屋根の上では、冷たい風が強く吹き付けます
煙突の鉛直を見て・・・、
雨仕舞いフラッシングとストームカーラーを取り付ければ・・・、
外部の煙突工事は完成です
不燃材で覆われた防火区画内にも、固定金具を使い煙突をガッチリつかみます
天井化粧板を取り付けると、いよいよ・・・
薪ストーブの搬入です!
ラダーフレームで、トラックの荷台からリビングに直接運び込むと・・・、
最短距離で炉台に到着です
煙突を接続すると、取り扱い説明を行いながら早速の火入れです!
薪ストーブはデンマーク製 モルソー社 7140CB です。
輻射式の7110CBにサイドパネルを装備して、対流式にしたものがこちらの7410CBです
さて、午後は宿のチェックインまでに時間があるので、福江島一周ドライブに出かけました
島の北西側に位置する高浜海水浴場!
天然の海水浴場として日本一の美しさを誇る白浜は、日本の渚百選に選ばれています
誰も居ない遠浅に現れる、腰高のメロウな波は、ロングボードに最適なのに・・・
右側奥のビーチに行ってみました。
2月だけあって、こちらの美しい砂浜も無人です!
時刻は17:00、島の最西端の大瀬崎灯台に到着。
断崖の上に建つ灯台は、日本の灯台50選の一つです
明治12年に設置され、日本屈指の灯台と言われているそうです!
日付は変わって、翌朝の8:00福江港。
これより往路とは違う航路で長崎港に向かいます。
長崎港まで約4時間ですが、そこからは高速道路を走って帰る事ができるので、トータルで
4時間の節約ができます
しかし海上では、予想外の時化に見舞われ、船底を海面に叩きつける程の揺れが続きました
尚、弊社スタッフによれば、沖縄航路が荒れたときと比べれば可愛いもんだそうです。
ともあれ、午後2時には無事に帰社することができ、離島の全工事が完了致しました