2014.11.29 オータムランナー

山口県光市の古民家に薪ストーブを設置しました!

 

DSCN9735.jpg

早朝の関門海峡を渡り、いざ本州に上陸!

 

DSCN9738.jpg

会社から3時間ちょっと、現場に到着しましたlaugh

先日、リノベーションが完了した大きな古民家です。

 

DSCN9742.jpg

薪ストーブを設置する所は、このコーナーですblush

欄間や格子戸が素晴らしい陰影をかもしだしています!

 

DSCN9747.jpg

位置出しを行い、慎重に天井をカットします!

 

DSCN9754.jpg

屋根の上では瓦を解体し、同時に作業を進めますblush

 

DSCN9759.jpg

野地板をカットします!

余談ですが、電源が取れないところでのコードレス電動工具は便利ですねlaugh

バッテリーの性能が向上し、これ位の作業量には重宝しますyes

 

DSCN9771.jpg

屋根に開口が出来、暗い小屋裏に光が差し込みました!

その光に照らし出されたのは、とても見事な小屋組の構造ですyes

中央の梁に何やら文字が読めますblush

 

DSCN9770.jpg

そこにはなんと上棟日の銘が書かれているではありませんかsurprise

「大正3年」は西暦1914年です。

つまり、ちょうど100年前と言うことになります!

今年は、100年のアニバーサリーと言うことになりますねwink

 

DSCN9784.jpg

さて小屋裏の梁組に見取れている間に、煙突を露出させないための防火区画が完成しました。

もちろん、使用する煙突は全て断熱二重煙突なので、こちらも二重の安全システムですねwink

 

DSCN9789.jpg

雨仕舞いには、インナーとアウターの二重のフラッシング仕様で万全の対策を施します!

 

DSCN9791.jpg

天井付近まで煙突が下りてきましたblush

煙突囲い内で、ブラケットを使いしっかり固定します。

 

DSCN9776.jpg

さあ、これより薪ストーブ本体の搬入です!

 

DSCN9798.jpg

玄関から入場し、座敷を通り抜け、リビングに到着しましたlaugh

 

DSCN9802.jpg

フロアプレートは強化ガラスを使用します。

床の意匠を隠す事無く、灰などから床をしっかり保護しますyes

 

DSCN9810.jpg

そして、北米製 バーモントキャスティングス アンコールの設置が完了しました!

 

DSCN9814.jpg

まるで、そこに元から有ったかの様に存在していますblush

北米のマニュファクチャーと日本のアーキテクチャが見事に融合しましたyes

 

DSCN9815.jpg

更にここでは、建築の随所に残る日本の伝統工芸を見ることができます!

現代となっては、なんとも贅沢で粋な飾りですlaugh

 

DSCN9820.jpg

良く晴れた秋の日、無事に薪ストーブの設置工事が完了しましたlaugh

ステキなお庭から全景をパチリ!

 

この時期、現場までの往復に一日600kmを走ることも珍しくありません。

それ故、オータムランナーなのです(笑)。

薪ストーブ   投稿者 : mnonaka

晩秋! 冬に間に合いました!