2014.07.14 夏の北欧ノルウェー編その2
オスロ2日目の朝です。
気温は12℃、寒い!
朝食のメインは、ライ麦やナッツ類が入った黒パンです
生ハムやソーセージも豊富です
チーズと一緒にパンに挟んで頂きます
北欧では貴重なフルーツが少量並びます
さて、市内に出ますと、正面に見えるのは、ノーベル平和賞を授与する会場となる有名なホテルです
ノルウェーでノーベル賞授与式!?
本来ノーベル賞は、スウェーデンのストックホルムが会場となりますが、平和賞だけをノルウェーに
委託しているそうです。
受賞者は、時計塔下のバルコニーから手を振るのが恒例の行事となっています
オスロ港では、出来立てのオペラハウスが記念撮影スポットになっています!
市内中心部より車で15分ほど、小高い丘の上にあるバイキング船ミュージアムを訪ねました
内部には100年程前に発掘された11世紀頃のバイキング船が復元展示されています
当時バイキングの有力者が亡くなると、使用していたバイキング船を陸に揚げ、甲板に霊廟を造り副葬品と共に
遺体を安置しました。
更に、船全体を土で被い小さな丘を形成し、まるで日本の古墳の様なお墓が造られていました。
バルト海に面する国々の沿岸には、墳丘墓を多く見ることが出来、バイキングの行動範囲の広さを知ることが
出来ます。
しかし、残念ながら墳丘墓の殆どは盗掘を受け、完全な形で残るのは、この博物館に展示されている2隻のみ
となっています。
安定した航行を可能にする、立派なキール(竜骨)とオーバーハング(横方向の張り出し)!
とても1000年前の船舶とは思えない見事な設計です
船首部分の装飾も緻密で素晴らしく、芸術的センスも持ち合わせていたようです
これは侵入防止の手摺の支柱と鎖ですが、ロートアイアンで手間を掛けて作っています。
展示物の雰囲気を壊さないので、博物館側のセンスの良さも素晴らしいですね
市内中心部より車で15分ほど、オスロ市民の憩いの場であるフログネル公園です
広大な敷地には、彫刻家ヴィーゲラン(ムンクの友人)の作品で埋め尽くされています!
彫刻のテーマはズバリ、人と人生!
人生における様々なシーンや・・、
感情と・・、
世代を表現しています
そして、ミュージアム・ランの最後を飾るのは、ムンク美術館
美術館には、エドワルド・ムンク(1863-1944)の代表的な作品が多く展示されています
盗難後、破損しながらも美術館に返還された,代表作品の「マドンナ」
40代ムンクの自画像
実はこの美術館、館内の撮影がOKなのです
しかし、誰もが知っている「叫び」を除いては・・。
さすがに別室展示で警備員立会いの観覧でした
こちらは、ミュージアムショップで見つけたステキなお土産
ムンクの作品と野菜のコラボ
是非、日本で育ててみます!