2015.12.16 旧家と薪ストーブ
佐賀県白石町の古民家で、薪ストーブの設置を行いました!
現場は、生垣で囲まれた葦(よし)ぶきの屋根を持つ、なんとも風情がある建物です
それもそのはず、江戸時代から続く武家屋敷なのです
こちらは玄関ですが、その造りと相まってケヤキの床板が社寺の様な雰囲気を出しています
こういう建築に出会えると、建築好きとしては心が弾みます
さて工事の方は、屋根を新しく板金に葺き替えた棟で行います。
野地板をカットして・・・、
断熱二重煙突を固定します!
ルーフィングを復旧して、ステンレスフラッシングを被せ雨仕舞いを行います
振り返ると、こんな感じで葦ぶきの屋根と取り合っています
現代の薪ストーブは、薪を直接燃すのではなく、薪から出るガス化した高温の煙を燃焼させます。
これを二次燃焼機能と言いますが、そのため煙突トップから火の粉が出る様なこともありません!
そのため、この様なシュチェーションでも安心して薪ストーブをお使い頂けます
そして後日、室内煙突を取り付け・・・、
薪ストーブの設置が完了しました
薪ストーブは、デンマーク 製スキャン社アンデルセン8です!
その日の内に火が入りました
時代を超えた武家屋敷とデニッシュデザインの融合です