2014.05.15 吹き抜けが無い2階を薪ストーブで暖房する!
佐賀県嬉野市で二期工事を行いました。
一期工事から約2ヶ月経ち、立派な炉台が出来上がっていました。
天井には煙突が通過する開口部が見えます
そして2階の床に開いたその穴は、まるで落とし穴の様ですね
しかし法令では、このサイズの穴が必要で且つ、不燃材で仕上げる必要があります。
そして今回この穴が、実はとても重要な役目を果たすのです。
さて一期工事では、煙突が壁を貫通したところまで完了していました。
今回は化粧板を取り付け、煙突を延長していきます。
火打ちと化粧板が僅かに干渉しましたが、化粧板をカットしスマートに納めます
階段の通路を避けた位置で煙突を通過させる設計です。
煙突同士のジョイント精度が高いので、サポートが無いのに水平と鉛直がしっかり出ています!
もちろん全て断熱二重煙突なので、1m当たりの重量は約10kgです。
さて、いよいよ煙突が床を貫通します
防火区画内にサポート金具を取り付け・・・、
煙突を固定すると床化粧板を取り付けるのですが・・・、
1階の暖気を効率良く2階に上げるオリジナルの「シースルー化粧板」です
開口率が50%あるので、結構2階が透けて見えますね
これにより吹き抜けが無い住宅でも、薪ストーブの暖気をとても効率良く2階に導くことが出来ます
さて、いよいよ薪ストーブの搬入です
広いお部屋と廊下を通り・・・、
ダイニングに到着です
「せ~の」で、台車から重量140kg(やや軽い方)の薪ストーブを下ろします。
morso社の 1126CB は80%以上の燃焼効率を誇る、対流式の薪ストーブです
煙突を接続して、設置工事が完了です!
秋の虫が鳴き始める頃、火入れに伺います!!