2011.11.04 海を越えて
長崎県壱岐市(壱岐島)T邸で、二期工事と火入れ式を行いました。
壱岐島には佐賀県唐津東港よりフェリーで渡ります。
昨日がフィナーレの唐津くんちの舞台、朝もやに煙る唐津城下を走り抜けます。
出港して約二時間、現場に到着! 先ずは室内煙突の取り付けです
いよいよ薪ストーブ本体の搬入です! 働き者の頼もしいスタッフが今日も活躍します
そんな甲斐もありアット言う間に薪ストーブの設置が完了!
ご存知 バーモント キャスティングス社 のアンコール、赤のホーローが美しいモデルです
空気層を持った遮熱壁が、迫力の高さまで仕上げられています
さあ!取り扱い説明の後、いよいよご主人の手で火入れです! ご両親の目が優しく見守ります
火が入ると周囲が慌ただしくなりました 写メを撮って、火入れの様子を急いで配信です!
友人や孫にメール、はたまたwebにUpload 等、いろんなアングルでパシャッ!
お昼に奥様手作りのサンドウィッチを頂きました ご馳走様でした!
「けんじいちゃんのはちみつ」はご主人のお父様が、なんとこちらも手作りしているもの
しかも貴重な日本ミツバチで養蜂を行っているとの事! 見て見たい!!
と、言う訳でけんじいちゃんの養蜂場を訪ねました。
日本ミツバチは、西洋ミツバチの様に移動をさせない定住型。
一年を通して近隣の野山に咲く花々から蜜を集めて来るそうです。
けんじいちゃんは蜜の採取を年に一回(秋)だけと決めているそうです(通常は春と秋の二回)。
春に摂らないと蜜が濃縮され、なんと糖度が80%を越える濃い色の蜜になるそうです。
糖度が77%を下回ると発酵したり酸化したりと味が落ちるとの事、なんだか薪の含水率と同じですね!
何よりも「摂り過ぎないことでミツバチの負担を押さえることができる」と、ミツバチを気遣っています
盗蜜に来る他の種の蜂や、日本ミツバチの幼虫を狙うスズメ蜂にも注意を払っていました。
「蜂に蜜を分けてもらっているんだ!」と、納得の事業方針。 勉強になります。
因みに、1ヶ¥3,200で販売されています(今年は売り切れ)。
さて、壱岐と言えば「うに」! 今回も「うに飯」を頂きました。
他にも鮮魚や海産物が豊富にあり、街のいたる所で一夜干しを見かけました。
予約したフェリーの時刻が迫ってきました、 自然豊かな壱岐島ともお別れです
夕刻、郷ノ浦港を出港し博多港へ向かいます。
遠方での二期工事でしたが、全てが予定通りに終わり忙しくも充足感がある一日となりました