2010.07.12 博多山笠
梅雨もいよいよ終盤、博多の町はそれ以上に「清い水」の勢いが増してきています。
地元博多の代表的な祭「博多山笠」をご紹介します。
7月1より15日まで、町の要所で見ることができる「飾り山」ですが、その高さは10メートルを超えています。
< 写真は東流れの「飾り山」 >
昔は(明治30年頃まで)なんと、実際にこの巨大な山を舁き手(かきて)40人で舁いていました
しかし電信線や電灯線の普及とともに、それを切断する事故が増え、山の高さをめぐって紛糾したそうです。
結果、現在のように、飾っておく「飾り山」と速さを競う「舁き山」に分離されました。
< 写真は大黒流れの「舁き山」 >
全長5キロのコースを軽量なった(と、言っても1トン)「舁き山」は、26人の舁き手が「オイッサ オイッサ」の掛け
声とともに駆けていきます。
26人にはフォーメーションがあり、走りながらメンバーチェンジするので、300人余りの集団が爆走します。
< 写真は「流れ舁き」の様子 >
「流れ舁き」は、各流れがその町内で山を舁きウォーミングアップを行う様子です
「舁き山」は、いよいよ15日のフィナーレ「追い山」に向けて本格始動です!