2013.05.17 古民家に薪ストーブ
福岡県筑紫野市の古民家で、薪ストーブの設置工事(一期工事)を行いました。
築100年ほど経った建築ですが、玄関を入ると圧巻の梁組構造がお出迎えをしてくれます
本当に立派です!
煙突は二階より壁を抜きます・・ が、壁の仕上げはまだの様です。
メガネ石をセットするために戸袋周辺を大工さんに加工して頂きました。
加工した戸袋は、外から見るとこんな感じです
屋根上は棟が迫っていて非常に複雑です。
その結果、オーナー様の意向もあり軒を貫通することになりました
煙突貫通部にメガネ石をセットして・・、
室内煙突を接続し・・、
煙突がリビングの天井より顔をだしました
室内の仕上げ工事を待って次回は二期工事です
さて皆様、広間の梁に取り付けられたこちらの枠は何だか分かりますか?
枠には上下セットで、複雑な穴が都合14程ありました
答えは、傘立てならぬ傘掛けでした
しかも番傘専用です、つまり14人分の!
当時の、大切な道具とその収納方法がユニークですね。
また、これ事態大変珍しいもので、民族的博物価値があると思います。
歴史がある住宅には思いも寄らぬものが残っているのですね
当時の賑わいを伝えてくれます