2011.01.17 暖房の質
長崎県 K邸 で全工事(煙突と薪ストーブを一度に取り付ける)を行いました。
先ずは煙突工事、この日はお天気に恵まれました
煙突を保持するサポート金具を、躯体にしっかりと固定します。
煙突の鉛直を正確に出し、更にチムニーフラッシングを納める下地金具を固定していきます。
チムニーフラッシング、ストームカーラー、丸トップを取り付けると雨仕舞が完了です
煙突の形状には、丸トップ・角トップ以外にこの様な煙突囲いにチムニーフラッシングを組み合わせる
納まりもあります。
煙突の強度を保ったまま、屋根飛び出し部の長さを稼ぐ場合に有効です。
後日、取り扱い説明&火入れ式に伺いました。
そしていよいよ、火入れです(もちろん上から着火です)。
私にとっては「ドラフトは十分か」緊張の一瞬ですが、ご主人はご満悦のご様子
薪ストーブは ダッチウエスト FA248 エンライト ミディアム です。
ご主人が、機関車の様に力強いデザインにほれ込みました。
無事に火が入りました
エンライト君、これから穏やかにご家族を暖めていってください。
暖流が流れ込み穏やかな気候の長崎ですが、冬は暖房が必要です。
室内に音や臭いを出さず、温風で室内のホコリを巻上げることも無い薪ストーブ。
石油や電気のみに依存することなく、薪エネルギーは自ら作り出す事が出来ます。
手間は掛かりますが、「暖房の質」に気付いた時、薪ストーブこそがそれに応えてくれるはずです。