2011.09.17 薪ストーブのメンテナンスはお済ですか?
9月も半ばを超えましたが、まだまだ残暑が続きます。
来るシーズンに向けて、薪ストーブのメンテナンスはお済でしょうか?
デンマークが誇る最高級品質の「ヒーティングファニチャー」メーカーSCAN社の CI-10GLのメンテナンスです。
先ずは、耐火パネルを含む全ての燃焼室内のパーツを取り外します。
所要時間は、この状態まで僅か4~5分です
設計が良いのでメンテナンス性に大変優れます!
煙突は室内よりブラシを通し清掃します。
ドア周りのガスケットが写真(左)の様にはなっていないでしょうか?
ガスケットが痩せてくるとストーブの気密性が落ち、「吸気レバーでコントロールがうまく出来ない」等燃焼に影響
が出てきます。
エアータイト(高気密)薪ストーブのメンテナンスのポイントです
写真(右)は交換後の様子です、ガラスもキレイになりました!
清掃・点検を行った部品を元通りに組み立て、薪ストーブのメンテナンスは完了です。
どうぞ今シーズンも安心してお使いください
青い秋空に煙突と白い瓦が映えます
さて、本日2台目のメンテナンスも CI-10GL です
こちらも完全に分解いたします。
所要時間は更に早くなって約3分!
やはりポイントはガスケットです
劣化はそんなにひどくなかったのですが、オーナー様のご判断で取替えました。
新品は気持ちいい!
部分的に発生したサビを落とし必要に応じて耐熱塗装で補修します。
室内の煙突は正面ドレンよりブラシと掃除機で清掃です。
外部の煙突は底部ドレンよりブラシを入れて清掃します。
メンテナンス性の高さはそのまま製品の品質の高さを語ります。
ユーザーの立場に立ってきちんと設計された製品は、ジャンルを超えて使い易い物が多いですね
どうぞ今シーズンも安心してお使いください