2020.10.18 薪ストーブと煙突の取り換え工事
佐賀県鳥栖市の住宅で、薪ストーブと煙突の取り換え工事を行いました!
設置して25年が経過した外部煙突です
雨仕舞に問題が発生した様で、数年前から室内に漏水しています。
瓦を解体してみると、桟木が腐っています
瓦も屋根に乗っているだけの状態です。
その原因は、フラッシングの処理にありました。
フラッシングの水下が瓦の下にあるので、煙突と瓦の間から流れてきた雨水は全て
瓦の下を流れる納まりです。
その結果、桟木は腐り、ルーフィングに穴があればそそこから漏水します
フラッシングを外してみると、防火区画がありません!?
断熱二重煙突を使っていたのが幸いです。
防火区画を造作し、煙突を全て新しいものと取り換えます!
腐った桟木を、新しいものに取り換えます。
勿論、フラッシングも新しくしました
もともと無かった雨樋を新規に取付て、二階の屋根からフラッシングに直接雨水が
落ちて来るのを防ぎます。
外部煙突が完成しました!
さて、室内です。
不思議な煙突レイアウトで、煙突掃除が極めて困難そうです
ガラスが割れ、だいぶくたびれた様子の薪ストーブは、アンデルセンの
古いモデルです。
25年間お疲れ様でした!
変わって新しく設置される薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社の F500SEのブルーブラック
エナメル色です。
夕刻には火が入り、全ての取り換え工事が完了しました
薪ストーブに火が入ると、炎にじっと見とれてしまいます。
家族が集まります。
なによりも暖かいです