2019.07.11 薪割り機のエンジン交換
購入して15年が経った弊社の薪割り機、ヤードマシーンの20tonタイプですが、
作業中ついにエンジンが逝ってしまいました
原因はエンジンオイルのレベルが下がっての焼き付きです。
(エンジンを外した状態です)
薪割り機本体はアメリカ製ですが、エンジンはMADE in CHINAです
既に同じものは無いのと、信頼性で言えばHONDAにはかなわないので、アメリカHONDAに発注!
3週間程で届いたのですが、MADE in MEXCICO
工場はメキシコにあるんですねぇ。
しかし、なぜアメリカHONDAかと言うと、出力軸がバーチカル(垂直)のタイプは極めて珍しく、
国内ではほぼ流通していないことが分かったからです。
さて、これからが大変です!
オイルポンプと出力軸のセンターを合わせたり、距離を適正化させます。
また、オイルポンプとの接続にはカップリングが介在しますが、シャフトの径も重要です。
そのためには、各部の正確な実測が欠かせません
そして実際に加工するのですが、長過ぎる出力軸を大胆にカットしたり・・・、
マウントのレベルを調整するためのブッシュをアルミで製作します。
固定ボルトの数に合わせて4ヶ製作しました。
こちらは金属加工が得意過ぎる、古い友人にお願いしました
この様な形状なら、電話(口頭)で注文してなんと1時間程で完成です!
マウントに仮置きして様子を見てみます。
バッチリですね
かくして、OHCの最新エンジンへの交換が無事に完了しました!
こちらの薪割り機は、レンタルもしております。
詳しくはお電話下さい(092-405-4545 担当:野中まで)