2015.04.12 屋根の上が心地良い季節です!
佐賀県武雄市の新築住宅で、一期工事を行いました!
ガルバニウム鋼板の屋根は、2%位の勾配です
そのため事前の打ち合わせで、建築工事で煙突囲いを造作してもらいました!
煙突囲いを上から除いてみると、その内外部は不燃材(サイディングボード)でしっかりと仕上げられ、寸法も
バッチリで防火区画のお手本の様な品質です
しかし何やら、つっかえ棒がありますが・・・
実はこれ、鋼製の火打ちです
防火上と煙突との干渉で、サイズ的にも有利な鋼製火打ちにして頂きました。
もちろん防火区画内に可燃物が露出しては意味がありませんからね!
煙突を固定するための下地金物を取り付けます。
これはステンレス製で、自在に伸縮する機能があり、とても有能な副資材です。
高価なモノなのに、取り付けると見えなくなるのが残念です
フラッシングの下地金物を取り付ける前に、一手間
捨てコーキングを打つと、雨仕舞い性能が一段と上がります!
煙突囲いの外寸より僅かに(10mm程度)飛び出した下地金物が、水返しになるのです
今回の煙突スタイルは、チムニーフラッシングです。
高さが決まると、ビスを打って完全に固定します。
ステンレス製のフラッシングを被せます。
もちろん、裏面には結露防止材を貼っています
仕上げには、煙突の先端に丸トップを取り付け完了です。
その丸トップですが、弊社では防鳥アミを標準仕様としています
このアミが無いと、必ずと言っても良い位に鳥が入ってきて薪ストーブ中で暴れています
完成しました!
陸屋根や緩勾配の屋根には、チムニーフラッシングが良く似合います
室内も随分仕上がって来ているので、二期工事も近い内に行います。
どんな薪ストーブが設置されるのでしょうね?!