2014.12.13 フル オーバーホール!
本格的な寒波の到来を前に、薪ストーブのフル オーバーホールを行いました!
薪ストーブは、ご存知 イントレピットⅡです
小型ながら、触媒を備えた高機能・高出力なモデルです!
10年程前に、他社にて取り付けたこちらの薪ストーブ、外観がかなり痛んでいますね。
更に、煙突は室内の途中まで、シングル煙突を使用しています
接続部分から煙が漏れてくるそうです
作業のため、玄関先まで移動です
分解の過程で、全てのガスケットや接着剤・錆等を取り除いて行きます。
ファイヤーボックスとダンパーを分解し、ほぼスケルトンの状態になりました
ほとんどのネジは折れ残るため、ドリルで除去後、タップで新しいネジ山を造ります!
しかもその際には、後のメンテナンスを考えて、オリジナルのインチからミリに規格を変更します
この作業は、本当に骨が折れます
イントレピットⅡの心臓部、新しいファイヤーボックスと触媒を装着!
二次空気サーモスタットも新品に交換です!
左が新品、右が取り外したもの。
二次空気サーモスタットは、触媒直下の温度を測り、ファイヤーボックスに供給する二次空気を自動で調整
する重要な部品です。
長時間の使用により先端が消耗すると、温度変化に反応しなくなるので定期の交換が必要な部品です
ドアガラスも取替え、全体を塗装したので外観は新品の様になりました!
もちろん、中身の部品やガスケットは新品です
炉台に戻し煙突と接続します。
実は、このタイミングで全ての煙突を断熱二重煙突に交換しました
交換した理由は・・・、
なぜ、薪ストーブ本体が消耗するのか?
なぜ、薪の消費が早いのか?
なぜ、火の勢いは良いのに発熱量が少ないのか?
なぜ、煙突の継ぎ目から煙が漏れるのか?
なぜ、煙突内にススが大量に溜まるのか?
等々疑問の原因が、シングル煙突の使用にあることにオーナー様が納得されたからです
薪ストーブの設置や運転において、疑問や不安がある方は、ご遠慮無く全国のファイヤーワールド
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