2012.12.31 本年もお世話になりました
福岡県大牟田市で本年最後となる薪ストーブの設置工事を行いました。
煙突の施工は、通常屋根から位置とレベルを決める場合がほとんどです
しかし今回は、室内の壁と2階の床を貫通するために施工の手順がちょっと違います。
先ずは、メガネ石の取り付けを行い、そこを断熱二重煙突が貫通します。
貫通した煙突は、隣の部屋で90°曲がり・・、
2階の床より顔を出します
そしてそのまま天井へと向うのです!
この様に断熱二重煙突は、室内に露出しても全く安全です
そして屋根を貫通した煙突は、フラッシング等の雨仕舞い金物と取り合い、屋根と一体化されます
出来上がった室内の煙突システムです
やや複雑ながらもシステマチックでとても格好の良い納まりとなりました
もちろん煙突のメンテナンス性もバッチリです
さて、いよいよ薪ストーブの搬入です
実はこの日、外構工事のため搬入経路が大変なことになっていました。
そのためいつもよりスロープが長めで急になっています
仮設置が完了しました!
薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社の F400 です。
輻射式の中型モデルで、クラシックなデザインが人気の薪ストーブです。
本体の側面や天板には、バイキングの船や海図をモチーフにしたレリーフがデザインされています
そんなレリーフを意識して、オーナー様は土間のを海のブルーと格子状にデザインされました。
意外性がありますがストーリー性(物語り)のある、納得の炉台が出来上がりました!
こうして今年最後の薪ストーブ設置工事が終わりました。
来年は8日(火)からの営業となっております。
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。