2011.12.25 寒い朝の火入れ式
九州北部でも積雪があり、山間部ではチェーン規制が始まりました。
そんなウインターシーズン真っ只中、佐賀県神崎町 K邸の薪ストーブに初めて火が入りました
先ずは、取り扱い説明を行います
各部の働きや操作方法、薪の入れ方や灰の重要性・・・、等。
オーナー様がご納得頂けるまでご説明いたします
さていよいよ、奥様とご家族が見守る中、ご主人の手で着火です!
薪を最初に沢山入れる「上から着火」を行うと、それっきり手間がほとんど掛かりません
着火後30分も経つとストーブトップの温度が約200℃に達します。
扉をロックし吸気レバーを調整し、空気の量を適度に絞ると巡航運転に入ります
断熱二重煙突の内部では、一定のドラフト(上昇気流)が発生しています。
つまり空気の量を絞っていくと、吸気のバランスをとるために 二次空気の吸気量が増えていきます。
その結果、一次燃焼と二次燃焼がバランスよく行われ、少ない空気の量で薪を長時間燃す事が出来るのです!
そんな高性能な現代の薪ストーブは、デンマーク製 スキャン社 CI-8GL CB です
この薪が燃え尽きるころ、一回目の慣らし運転が終わります。
二回目以降は、徐々に温度を上げて行き4回程 行えば慣らし運転が完了です。
こちらは、奥様手作り!栗を使った洋菓子「シャモニー」です
栗を使ったケーキに「モンブラン」がありますが、個人的にはどちらも大好きです!
フランスのスキーリゾート地のシャモニーは、モンブラン山群のふもとの渓谷の町です。
そんな雪山のミニチュアの様に可愛いケーキをドリップコーヒーと一緒に頂きました
クリスマスにピッタリのお菓子ですね!
そんな可愛いお菓子は、こんなに素敵なキッチンから生まれました
なんだかお洒落なカフェみたいです
幸せのお裾分けを頂いた「寒い朝の火入れ式」でした。