2011.10.27 144年前の住宅と薪ストーブ
佐賀県唐津市で一期工事を行いました。
しかしこの住宅、建築されたのは明治元年 なんと今から144年も前のものです。
外観は、数年前に茅葺屋根からコロニアルにリフォームを施され、あまり古さを感じさせません。
屋根は元々茅葺・・・、つまり急勾配なのです
このカットだと勾配が良く分かります。 実測の結果、なんと13寸勾配でした つまり、ほとんど壁!
そんな「壁」に、煙突を取り付けるとこんな感じになります。
ステンレスのフラッシングを含め、化粧板も特注です
二階の床を貫通し、煙突は一階へ!
煙突はすす竹の天井を貫通し、一階に下りてきました。
今回の作業はここまで。土間の仕上げや建具の移動が終わって、いよいよ薪ストーブの取り付けです
外観はこの様に納まりました。 九州では珍しい豪雪地域ですので耐雪仕様の煙突固定を施しています
さて、こちらのご主人は紙漉き職人でいらっしゃいます。
そんな感性が豊かなオーナーが選ぶ薪ストーブ!
どんなタイプの薪ストーブか楽しみですね