2023.04.12 ハイスペック壁付き暖炉 その3
オーブンに向けて、急ピッチで工事が進む小石原の「カフェ」ですが・・・、
なんと、本格的なピザ窯があります
運用にあたり煙突の設置は必須です!
今回は、壁に開けた穴から煙突を出す設計です。
ピザ釜に付属するダンパーに合う様、特注でレジューサーを作成しました
煙突固定用の金物をセットするために、躯体にやや複雑なハツリを施します。
鉄筋のカットに苦戦です
ピザ釜上部と穴位置の高さには、余裕が無いのでギリギリまで切り詰めました
無事に接続ができたピザ窯は、総重量1.6トンの本格的なものです
外部の煙突は、軒をかわす位置まで横引きをし、垂直に上げます。
雨仕舞丸トップを取付けて完成です
早速、試運転(ピザの試食)を行いました
横引きがありますが、その後の縦引きに十分な高さがあるため、自然排気でも問題なく
ドラフトが得られました!
さて、こちらの現場では煙突工事だけではなく、金属工事も行っています
屋根を支える構造の、V型斜材ですが室内のアクセントになっています。
この斜材の上下に着く金属製のブラケットを製作しました!
先ずは図面通りに製作し、定盤の上で寸法や角度を検証します
RC壁に打ち込む下部の支点金具です。
壁と天井を再現します。
下部の支点に角度が付けば、斜材が回転し上部はねじれるので、モックアップを製作して
最終確認です!
画して、二本の煙突と薪ストーブ・金属工事が完了し、弊社の工事は終わりました。
外構も始まり、現場はいよいよ最終段階です!