2021.12.19 薪ストーブ取換え工事
福岡県太宰府市の既設住宅で、薪ストーブの取換え工事を行いました!
現場は山間部です
到着する頃には、携帯電話が使用できなくなりました
山中にひっそりと佇むログハウスが今回の現場です。
屋根には霜が降りて、しばらく登ることができません
既設の室内煙突から解体です。
家を購入したら付いていたと言う、古いドブレのストーブです。
実は、点検や清掃を行うこと無く使用したら煙道内火災を起こしたそうです
シングル煙突が真っ赤に発光し、消防に出動をお願いしたとのこと。
煙道内火災だけで、延焼が無かったのが幸いでした!
その結果、危険なシングル煙突と壊れた薪ストーブの交換となりました。
前オーナーが、セルフビルドで取り付けたと言う煙突を解体します。
初めて見たタイプです
フラッシングの下に現れたシングル瓦。
建築当時はシングル瓦葺きだった様ですが、のちにコロニアル瓦に葺き替えた様です。
防火区画も無く、延焼が無かったのは本当にラッキーとしか言えません
新しくコロニアル用フラッシングを取付て、
瓦をキレイに復旧すれば、屋根の雨仕舞が完成です
防火区画も新しく造作しました。
そして薪ストーブも新しくなります
ドイツ製 レダ社のアレグラ500です。
スクエアなデザインにドイツ品質を感じる、日本新規参入の薪ストーブです
古い薪ストーブを台車に載せ、搬出です。
設置完了後に、早速の火入れです
着火から20分、空気を絞ると非常に美しい炎を楽しむことができました
さて、このレダ社の薪ストーブ、触媒でもクリーンバーンでもない燃焼方式を採用しています。
”O2アクティブ システム”と、言う独自の燃焼システムなのですが、ドイツの厳しい排煙基準を
高次元でクリアしているのです
価格が安く、部品点数も少なく、メンテンナス性も良いので、今後人気が予感される薪ストーブ
です