2017.02.05 RC住宅と薪ストーブ
福岡県三井郡の既設住宅に、薪ストーブを設置しました!
事前に現場を実測し、設置イメージを明確にしていました
家具や柱の凹凸に合わせたフロアプレートは、特注にて製作したものです
今回の建築はRC造です。
煙突を貫通させるためにコア抜き作業を行うのですが、レーザーを使用して正確に
位置出しを行います!
並行して外部では、作業用の足場の仮設を行います
先ずはコア抜き作業の開始です!
水で冷却しながら作業を進めて約15分、厚さ20cmの壁に210φの穴が開きました
鉄筋も同時に切ることができ、仕上がりもキレイです!
RCの壁にステンレスのアンカーボルトを使い、煙突固定金具を取り付けます。
いつもは木造住宅なので、使う道具も資材も違うのです。
部屋内から煙突を差し込むのですが・・・、高さと位置がバッチリ合っています
足元が決まれば、後は煙突を積み上げて行きます!
いつもとは逆の手順ですね
雨仕舞い丸トップを取り付けて、外部煙突が完成です
ここでお昼となったのですが、軽食の差し入れを奥様より頂きました!
手作りパンにハムとチーズをサンドした、オリジナルのホットサンドです。
大変美味しゅうございました
リビングに搬入されたアンコール トワイライト です
煙突の接続が終わり、設置が完了しました
淡い艶の濃紺のアンコール! 今回は後ろ出しなので煙突が目立ちません。
ちょっと不思議な感じもしますが、海外での納まりのほとんどは室内に煙突が
露出しないのです
室内に煙突が無いと、より薪ストーブの存在感が増しますね
なお、欧米では断熱二重煙突の使用が法律で義務付けられていいるので、
煙突から採熱をするという発想はありません
夕方には足場の解体が終わりました
RC造の建築に、壁付きの黒い煙突が良く似合っており、とても一体感があります。
初めから設置されていかの様です