2013.03.08 春一番の火入れ式
佐賀県小城市の既設住宅で薪ストーブの全工事を行いました。
薪ストーブの炉台をオーナー様が急遽造作
完成を待っての全工事となりました。
実はこの日、90%の降水確率でした
しかし、レーダー画像を分析し雨雲は薄いので雨量は少ないと判断!
工事を決行しました
しかし少ないものの雨は振込みます
ブルーシートで養生しながら防火区画の造作です。
雨仕舞いが終わり煙突が下りてきました
天井化粧板を取り付け、いよいよ薪ストーブ本体の搬入です
玄関より入り、廊下の角を曲がってきたのは台車に乗った薪ストーブです。
無事に設置が完了しました。
そしてオーナー様が待ちに待った火入れの瞬間です!
薪ストーブは ノルウェー製 ヨツール社 F400 は代表的な中型モデルです。
クラシックなデザインに人気が高いのですが、高品位な鋳物にもその魅力はあります。
その鋳造技術は、表面やはもちろん内部のレリーフにも現れています。
燃焼中は見ることができないのですが、内部の燃焼室の壁面には羅針盤の図柄がデザイン
されています。
これはノルウェーが中世のバイキングに代表されるように、古くからの海洋民族だったことを
忘れていないからです。
そして凍てつく北の海、船上で体を暖めたのは薪ストーブに他ならなかったのです。
F400には、あちらこちらに海図や船等、海にまつわる意匠がデザインされています。
遠くロマンを馳せるのも楽しいですね!