2012.10.07 現場紹介
福岡県宗像市で全工事を行いました!
断熱材入りの二重煙突は、薪ストーブの背面より壁を貫通します。
そのためこれより壁を開口します
開口した壁にはメガネ石を埋め込みます。 安全に煙突を貫通させる必須アイテムですね
壁面を貫通した断熱二重煙突は、90°曲がり天を目指します
なにやら視線が気になり振り返ると、小さな現場監督が 我々を見守っていました(笑)。
煙突のセンターラインが決まると取り付けピッチが上がります
外壁化粧板や丸トップを取り付けると、外部煙突と雨仕舞工事が完了です!
さて皆さん、お気付きでしょうか? 外壁が多角R形状なことに・・
外壁が多角Rなので、当然内壁も角度が付いています
具体的には、通り芯に対して10°の壁角度が付いているのです。
そのため15°のエルボー材を使い大きく調整、オーバーの5°は壁の中で振り戻し薪ストーブ本体を
通り芯と平行に納めます
画して土間に納まった薪ストーブは、SCAN社の 58CB です。
オーバル(楕円)形状がスタイリッシュなデザインを生み出しているスチールモデルです。
実は、建築自体の形状も楕円(正確には:二つの違う半径が切り替わる内接円の組み合わせ)であり
薪ストーブの形状そのものが、建築を現している様にも思えます。
オーナー様のセンスに脱帽です!