2011.08.23 特殊な屋根出し煙突
福岡県福岡市の既設建築で全工事を行いました。
現場は閑静な住宅街に建ち、このほどリノベーションが完了したばかりです。
レンガ造の角煙突は、元々あった暖炉の名残です。
薪ストーブの位置決めを行い、下から天井の開口です。
上からは、ためらう事無く RCコア抜き作業を行います
ご心配無く、位置出しは完璧です
特注のステンレス製水切りボックスを取り付けます。
側面には結露防止材が貼られています。
コンクリートアンカーを使い、断熱二重煙突を確実に固定します。
フラッシングやストームカーラー、丸トップを取り付け外部の煙突工事が完了です
レンガ造の角トップとの対比が面白いですね!
今は換気口として使われています。
室内では薪ストーブを設置し、断熱二重煙突を接続すると全ての工事が完了です。
それにしてもハイセンスなリビングです
そんなリビングに似合う薪ストーブは コーヴェ2 。
Made in Great Britain の製品で、厚い鋼板を溶接で組み立てた存在感があるデザインです。
炉台もオーナー様こだわりの逸品です
9ミリ厚の鋼板は60㎏弱の重量があり、こちらの存在感も なかなかな ものです。
更に、表面処理は施さぬ様指示があり・・・。
その心は、鋼板の腐食による経年変化(サビの進行)を楽しみたいとの事。
大変崇高なご趣味です。
そんなリビングには、他にも Made in Greiat Britein の製品が!
300Bの真空管アンプとオートグラフと薪ストーブ、う~ん もう言うことありません